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病院待合室の今昔 高齢者向けエンタメ革命

病院の待合室は今も昔も、ご近所の高齢者の社交の場です。コロナで、病院にも気軽に行けない状況が続きましたが、通院という高齢者の楽しみが、また最近戻ってきました。

先日、近所の整形外科に行きましたところ、病院の待合室はコロナ前の高齢者等の賑わいを取り戻していました。病院の待合室でしか会えない友人とのおしゃべりや情報交換。
通院しているとは思えないほど、元気に楽しそう。会話に花が咲いていました。
そこで、驚くべき変化があることに気がつきました。
ご老人たちは皆、手に手にスマホを持っていて、楽しげにスマホゲームに夢中になっているんです!
「ツムツム」のような簡単なゲームを、楽しそうにやっています。

外科待合室の中で、その昔ご老人方は
新聞や雑誌を読んで時間を潰したり、ご近所の共通の知り合いの噂話しに興じたり・・していましたが
最近の風景はまるで異次元。
スマホゲームが、彼女たちの新しいおしゃべりのトピックになっているんです!

「こんにちは、今日もツムツムで新しいレベルに挑戦中なのよ!」

「私も、最近新しいキャラクターをゲットしたの!」

このような会話が飛び交っているのを耳にすると、思わず笑ってしまいます。
70歳を軽く越えたご婦人たちが、スマホゲームの虜になっている姿は、まさに時代の変化を感じさせます。
昔の70歳のご老人たちと比べると、まったく別物。

高齢化社会の中で、日本では65歳以上の高齢者向けエンタメがビジネスの主流になっていく可能性があります。
スマホゲームは、年齢を問わず楽しめる趣味であり、心の若さを保つのに一役買っているよう。

YouTubeでも、60代のユーチューバーのチャンネルや
70代のゲーム実況、80代のストリートピアニストのチャンネルが人気です。
世の中、高齢者が増えているので、高齢者向けのチェンネルが人気なのも頷けます。

自分の年齢が上がってきて、今思うのですが
世間一般に考えられている高齢者、老人・・お年寄り像と
実際の高齢者は食い違う部分が多いのでは。

エンタメが若者だけのもの だなんて誰も決めていません。

今こそ高齢者向け、エンタメ革命!を起こすべきです。

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