見出し画像

「ゾッキ」撮影現場密着、「北の国から」異聞、「俺の家の話」最終回、そしてアリナミンA。編集部の「買ってよかった」「見てよかった」

 こんにちは、映画.com編集部です。

 木曜日は、編集部メンバーのQOLが上がった、「買ってよかったなあ」「見てよかったなあ」「行ってよかったなあ」と思うもの・ことをざっくばらんに紹介します。

 映画に限らず何でも自由に、という感じ。それではいってみましょう。

■映画「ゾッキ」の撮影現場

画像1

 2020年2月18、19日、竹中直人監督、山田孝之監督、齊藤工監督が手掛けた「ゾッキ」の撮影現場へ取材に行かさせていただきました。どんな光景を“目撃”したのか――詳細は、以下の記事から読むことが出来ますので、よろしければどうぞ!

 さて、原稿を書く時は、どうしても「省略する部分」というのが生まれてくるんです。取材メモを見ると「山田監督、自転車のベルをチリンチリン鳴らしてる」とか「齊藤監督、キャストのポートレートを撮ってる」とか「竹中監督、実景撮影もめちゃくちゃ真剣」とか「伊藤P、ほうき持って、車&人止めしてる…」なんて事が記されていました。

画像2

 そこから、私的なエピソードをひとつ。東京駅→蒲郡駅を経て、現場に到着。まず初めに昼休憩の場所へ。そこには、既にスタッフ、キャストの皆さんがいらっしゃいました。その中に、かつて映画を一緒に作っていた同級生の姿が……。「なんでいるの?」「そっちは?」「取材。そっちは?」「撮影」「そりゃそうか(笑)」。近況を報告し合ってから、彼は“撮る側”、僕は“見る側”へ。

 こういう事ってたまにあるんです。その度に「僕も頑張らねば」なんて思える。文句なしの素敵な現場でしたが、別の意味でも“行ってよかった”。そういう意味で言うと、エンドロールも好きなんです。本編の余韻に浸りたいところなんですが、どうしても名前を探してしまう(笑)。目を凝らしていると「あ! いた!」っていう瞬間が結構訪れますから。

画像4

■「北の国から」異聞 黒板五郎 独占インタビュー!(講談社刊)

画像3


 「北の国から」ファンはご存じの方や既に読了されている方も多いかと思います。DVDマガジンには収録されていた内容なので、そちらをご覧になった方にとっては内容が重複してしまいますので、ご留意ください。

 大新聞社の論絶委員が、やんごとなき事情で北海道に飛ばされ、暇つぶしも兼ねて麓郷の石の家で暮らす黒板五郎(田中邦衛さん)を訪ねるという設定。「北の国から 2002遺言」から十余年、五郎の近況や純(吉岡秀隆さん)や蛍(中嶋朋子さん)のその後の様子が語られていくのですが、捧腹絶倒のエピソードが満遍なく詰まっています。

 若き日の五郎のやんちゃなエピソードや、人気のあった登場人物たちについても語っていて、草太(岩城滉一さん)が突然事故で死去しフェイドアウトする理由や、雪子おばさん(竹下景子さん)やシュウ(宮沢りえさん)についても触れられています。
 ルールルルルル♪

画像5

■「俺の家の話」最終回

 今回は、Twitterでも度々トレンド入りした宮藤官九郎さん脚本の「俺の家の話」の話を。

 近年はもっぱらネットの情報ばかり見ていて、地上波放送、特にドラマはほぼほぼ見ていなかったのですが、年老いた親の介護という誰にでも起こりうる話、しかもテーマとしては重めの題材を、軽やかに、しかし大真面目に、それでいてポジティブにテンポよく描いたドラマに、久々にどハマりしました。

 毎週金曜の最新話を楽しみにし、妻と「最後はどういう結末を迎えるんだろう」「あー、でも楽しみが減るから終わらないで欲しい」などど感想を語り合っていたのですが、ついに迎えた最終回、その衝撃的な展開に「宮藤さん、そこまで踏み込んで描くんだ!」と胸が震えました。

 多くの視聴者が望んだであろう、皆が幸せな気分になるハッピー・エンドに着地させることもできたでしょうが、作り手として題材からまったく逃げずに描ききったその姿勢に感動。練りに練られた脚本にも唸りました。

 視聴率(まあ、これも古い指標ではありますが)は、2桁を切ることもあったようですが、見逃していた方には「あなたは損をしてます!」と布教して回りたい今日この頃です。というわけで、公式サイトから配信サービスへリンクされていますので、騙されたと思ってぜひご覧下さい。

画像6

■アリナミンA

 すみません、これはガチのライフハックです。

 「毎日の生活の中でたまってきたと感じるカラダの疲れにすぐれた効果をあらわします」と紹介される、タケダによる錠剤です。

 寝る前に適量飲むと、翌日の朝、びっくりするくらい体が軽い。今までは起きる度に「だるい」「重い」「このまま世界が終わればいいのに」みたいなこの世の終わり感とともに体を起こしていたわけですが、本当に疲れが消えている感じがするのがすごい。すぐに効果が現れるところもすごい。

 僕は子育て世代でもあるので、日常の疲労をどうケアするかはめちゃくちゃ重要なテーマ。疲労を抑えるべく“睡眠の質”を向上させようと、就寝前のストレッチや風呂やら、さらには寝具のカスタマイズなどいろいろ試しましたが、一番効果があったのがアリナミンAだったので、それはそれで「なんで?」と愕然としています。

画像7

 では、また来週~。

※バックナンバーはこちら


この記事が参加している募集

買ってよかったもの

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?