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’マチベン’からの外資インハウス①『英文履歴書(CV)』どうするか問題(付:実際に転職活動に使用したCV)

転職エージェントに「外資企業も含めてインハウスのポストを探したい」という相談をする場合、英文での履歴書(レジュメとかCurriculum Vitaeの略称でCVとも呼ばれる。)を用意してくださいといわれる。案外’マチベン’から外資インハウスに転身する場合、こうした些細な作業が第一関門になる。
大手渉外事務所出身者で、アメリカのロースクールLLM課程を修了しました、といった背景のある方なら全く造作もないことなのだろうと推察する。
しかし、私は一介の超絶ドメスティックマチベンである。司法修習終了、ですら瞬時に適切な表現が思い浮かばない。
そもそも翻って見れば、一般的な就活をしたこともなく、日本語でもまともな履歴書を書けるのかは現時点でも心もとない。

しかし、本格的に外資インハウスへの転職活動を開始する前に、この記事の末尾に添付するような英文レジュメ(CV)を実は用意していた。

後日別記事でもまとめようと思うのだが、実は、カナダ領事館が国籍不問で領事館ポストを募集していたのだ。英語、フランス語、日本語が求められる稀有なポストに私は脊髄反射的に応募をした。結果は、書類選考は通ったものの(そこに今となっては驚くが…)、筆記試験(日英仏3か国語で領事実務に関する筆記という鬼のような試験を約4時間で回答するというものだった。)の段階で脱落。面接に進めなかった。
ところが、この際に本格的な英文履歴書を欧米様式で作成できていたことが、その後の転職活動に反映された。

そこで、本記事では、以下私の英文履歴書が完成するまでの経緯を披露したい。

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