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2022年のまとめ(1月〜12月のできごと)

今年もまとめの時期。早かった。
年の半分強はデスク作業だったのではないか。2020のときよりも規制緩和されているはずだけど、作業時間は長くなっている体感。

1月:個人事業主になるとお正月休みが長くなるわけでもない。三賀日以降は昨年から打ち合わせしていたラフが2本走って、働くスペースを事情で変えたりとばたばたとしていた。
マットレスが良いものになったので、睡眠が良くなった気がする。

2月:豊洲のはずれのほう、春海橋公園へ深夜に散歩した記録があるが、なぜ深夜にいったのか一切記憶がないし、自宅からはかなり距離があるので深夜に行くと帰ってこれず、どう過ごしたのか記憶がない。サスペンス。
自販機で温かいお汁粉(大納言)を買った記憶だけがある。

3月:仕事が詰まって来始めて、カテドラルによく行ってぼーっとしていた。世界情勢が不安になっているのもあり、あまりテレビも付けたくなかった。現実逃避だと思う。
このときも作業スペースがコロコロ変わる事情があり、なかなかリモートで作業するのも集中力が必要だなと感じた。作業アトリエの見学に行ったが、決まらず。固定費と消費を考えても、中々決めることが難しいものかも。。。
戸田公園に戻ってきた有名カレー屋さんのチリチリを急に食べたくなったので、後輩を呼び出してチリチリを食べるだけで解散したりした。ごめん。
スヌーピーカフェって良いよね、という話をしたら、ムーミンカフェに連れて行かれたりした。人の話はちゃんと聞こう。

4月:新規の仕事がいくつか追加される。取材ができない内容があり、有識者っぽい友人に聞いたら想定の5倍くらいの知識量で返ってきたので拝んだ。自分の知識範囲外でなにか詳しいひとがいることは、とても心強い。そういう人が協力してくれるかは自分(の仕事の質)次第なので、ちゃんと仕事をせねばな、と思う。見栄とは本来こういうことかも。

5月:自分の少し遠いところで、40代の方同士が仕事で刺しあっているのを見ていた。働くのはたいへん。ついにどちらもいなくなってしまった。
その波及で、GWの休みなど関係なく作業が飛んできた。個人であればこういうものは受けないが、諸事情で対応していた。ああ、雇われているってこういうことでしたね、と懐かしい気持ちになった。仕事なのでやります。
そして振り返ってわかったが、この時期は個人の仕事も受けていたので睡眠時間の計算が合わないようだった。寝てる時間あったんだろうか…?

6月:先月があまりにもだったため、長めのお休みが提供されたので自身の仕事も早めに巻いて調整し、京都へ旅に行った。旅館に宿泊してゆっくりしようとしていたのに、なぜかカレンダーに分刻みで移動と食事のスケジュールを入れていて、ほぼ休みなく歩き回っていた。取材か。
恩師にお寿司もごちそうになった。ベランダのプランターにオリーブの木とバラなどを追加した。いまも元気。寒さ大丈夫かな。

7月:聞く話によると、周囲の人に「なんか距離が近いので一歩下がってください」と言っていたようだが、なぜ急に言い出したのかわからない。(あんまり感染対策とか気にしてるわけでもない)話し声が、普段使わない耳にはキてたのかもしれない。ごめんね。
グイグイ来る知人がいるおかげで、興味が20%くらいしかないイベントごとに強制参加させられたりする。あとから考えると良かったなと思うので、感謝している。仕事はそのせいで詰まらせてしまう。自戒。

8月:新規が再度盛り上がってきた。築地でBBQをやったり、井の頭公園で花火をやったり、友人が誕生日祝いに来てくれたりした。あと火鍋をたべていたら、すらっとしたお兄さんが‎変面を披露していて、扇で絡まれたりした。普通に火鍋を食べたかったが、同席していた女性陣がキャッキャしていたのでにこやかな気持ちになった。

9月:外出、移動が多くなっていた。作業は外ではしずらいので、バランスが難しい。休日に釣りにいった。アジ。サバ。カサゴ。釣れたては美味い。本当美味い。釣り。最高。魚が食べたい。釣りにハマる。道具を増やさずに続けたい。

10月:渓流釣りに行った。川はきれい。さかなは虹色。死ぬと鈍色。本当にきれい。ニジマスは美味い。魚を釣るときに一番たのしいのは魚を素手で掴んでいるとき。
好きな画家の個展に行った。前より感動が薄くなってきているのに気づいて、ゾッとしている。自分のせいなのか、作家の技巧なのかわからない。

11月:10月後半から仕事が佳境すぎて終わっていた。良いお仕事たくさんありがとうございます!
松坂慶子に似てるって言われて、えっ…?と思っていたら「若い頃の」ってあとから言われた。先に言おう。階段落ちの頃。
イカ釣り断念したら、釣果でイカスミパスタを作ってもらった。優勝。
上等な和菓子を諸事情でたくさん。おいしい…おいしい…
構図をたくさん出すときに、脳味噌の限界を感じている。経験値でなんとかする。人間は応用。

12月:歯医者さんに行ったら「マウスピースつくろうか」となり、昼夜のマウスピースを用意してもらった。噛み締めが軽減されて顎がラク。矯正すると顎が長くなりますといわれたので、それは…とちょっと笑ってしまった。
この頃から、「ラフと清書はやりやすいスケジュールでOKです〜」というお任せされるプロジェクトが増えた。これは進行管理能力が必要で、〆切を自分で守らねばというジワジワした圧を背中に感じている。そしてそのような長期プロジェクトは来年へつづく…いままでやったことない仕事も来ているので楽しい。

ということで、2022年は新しい仕事がたくさんあった。来年公開されるものも、いまから楽しみ。お金もたくさんもらった。自分や周囲が困らない程、なにかにチャレンジするためには十分すぎるほどなので感謝しかない。毎度ありがとうございます。

今年は人ではなくて、やっていることにフォーカスしていた。
制作の手がどんどん早くなっていくので、考える時間が増える。
考えて、新しいことを見てみる、やってみることを増やしたいと思う。
最先端の技術ではなく、既にある技術や視点をさらに拡張していくのも面白いのかも、と思う。過去の技法だって、まだ特異点が残されていないほどは咀嚼していないので、もっと噛みたい。