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共同体感覚を考えてみる

こんにちは!日本アドラー心理学振興会 認定心理カウンセラーのえいさんです😊

アドラー心理学の概念や、アドラーの言葉を元に考察してみようと思います。

アドラー心理学考察シリーズ 前回までの記事はこちらから♪

https://note.com/eidlerian/m/m5505705cc054




●本日のテーマ

今回は共同体感覚、ということにフォーカスして考えていきたいと思います。

●アドラーの言葉から考察してみる

子どもであれ大人であれ、多くの人間は、他者と結びつき、他者と協力しながら仕事を成し遂げ、社会の中で役に立とう、貢献しようとする傾向がある。
このような振る舞いは「共同体感覚」という概念で表現することが最適だ。この感覚のおおもとにあるのは、何か。
もちろん多くの議論はあるだろうが、「共同体感覚」は、「人間ならではの特性」と称していいだろう。

引用元:アルフレッド アドラー (著), Alfred Adler (原名), 岸見 一郎 (翻訳)
子どもの教育
アルテ 様


●共同体感覚とは

アドラーが提唱する「共同体感覚」(ゲマインシャフツゲフュール)とは、人が他者と協力し、社会の中で貢献しようとする姿勢や感覚のことを指します。

これは、単なる協力や社会的行動を超え、他者との深い結びつきや共感、そして社会全体に対する貢献意識を含む広く捉える概念です。



●共同体感覚の根源

アドラーは、共同体感覚が「人間ならではの特性」であると考えました。

共同体感覚は、以下のような特性に基づいていると僕は思っています。

①共感:他者の感情や視点を理解し、共感する能力。

②協力:他者と協力し、共通の目標に向かって努力する意欲。

③貢献:社会全体に対して自分が果たす役割を認識し、それに貢献しようとする意識。



●共同体感覚の重要性

共同体感覚は人の心の健康や幸福感にとって大事な要素だと思います。

共同体感覚が優れている人は、他者との関係において満足感を得やすく、社会的な役割を果たすことに喜びを感じます。

一方で、共同体感覚が欠如している人は、孤立感や疎外感が強まり、精神的な問題を引き起こす可能性があります。


●考察して学んだこと

現代の僕たちは、テクノロジーの発展や、個人主義が強くなってきたことにより、他者との直接的な関係が希薄になりがちだと思っています。

でも、人間は本質的に社会的な存在であり(社会統合論)、
他者との結びつきや社会貢献を通じて共同体感覚を高めていくことが大切かなと思います。

アドラーの「共同体感覚」は、人間の社会的本質を理解し、個人と社会全体の幸福を促進するための重要な概念だと思います。

私たち一人ひとりが共同体感覚を意識し、日々の生活に取り入れることで、より豊かで充実した人生を送ることができるのではないでしょうか。


共同体感覚、もしよかったら皆さんも考えてみてください♪



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