人生の課題への態度を考えてみる

こんにちは!
日本アドラー心理学振興会 認定心理カウンセラーのえいさんです😊

アドラー心理学の概念や、アドラーの言葉を元に考察してみようと思います。

アドラー心理学考察シリーズ 前回までの記事はこちらから♪



●本日のテーマ

今回は、人生の課題への態度、ということにフォーカスして考えていきたいと思います。

●人生の課題に対する態度とその意味

アドラーは、人が直面する「人生の課題」に対する態度が、その人の本質や心理状態を明らかにすると考えました。

この課題には、仕事、家庭、社会的役割など様々な側面があります。

この課題に対する態度は、その人の内面を映し出します。


アドラーの言葉から考察してみる

その人が抱えている問題と、その問題がその人に与える課題について知らなければ、その人に対して正しい判断を下すことは難しい。
人が「人生の課題」に対してどのような態度をとっているのか、その際、その人の中で何が起こっているのかを知ることで初めて、その人の本質がわかる。
すなわち、課題に向かって進んでいるのか、ためらっているのか、立ち止まっているのか、おどおどと歩いているだけなのか、言い訳ばかりを探しているのか。
それとも、それを乗り越えて成長するのか、あるいは社会に反する形で自分を誇示するために課題を放置するのか。
そういうことがわかるのだ。

引用元:アルフレッド アドラー (著), Alfred Adler (原名), 岸見 一郎 (翻訳)
生きる意味を求めて
アルテ 様


●様々な課題に対する態度

課題に向かって進んでいる

前向きであり、自己成長を目指しているのかなと思います。

社会や他者に貢献しようとする意識も強そうです。

ためらっている

不安や恐怖を感じているのかなと思います。

これが長引くと、自己否定的な思考や行動に陥りやすくなりそう。

ためらいを乗り越えるためには、自分の能力や価値を見直す必要があるのかも。

立ち止まっている

現状維持を選択しているのかなと思います。

これは安定を求める一方で、変化を恐れる態度でもあります。

変化を恐れずに挑戦することが成長につながると思いますね。

おどおどと歩いている

自信がなく、慎重に行動する人は、過去の失敗や否定的な経験から学んでいるかもしれません。

でも、過度に慎重になることは、いつまでも新しい挑戦ができないままな気がします。

自分を信じる事が必要なのかも。

言い訳を探している

責任を回避し、自分の欠点や失敗を他者や環境のせいにしているのかも。

劣等感から逃れるためなのかな。

自己責任に気付き、覚悟を受け入れる勇気が必要なのかも。

乗り越えて成長する

積極的な態度で、自分を超え新たな自分に変化する努力を惜しまない態度かなと思います。

アドラーの理想とする人間像なんじゃないかな。

社会に反する形で自分を誇示するために課題を放置する

課題を放置し、自己中心的で、他者や社会との関係を軽視しています。

これは共同体感覚から大きく外れていて、この態度が続くと、孤立や疎外感を感じていく気がします。



●考察してみて学んだこと

人は単に、成功や失敗で評価されるべきでなく、人がどのように、直面する課題に対応しているか、そしてその過程での成長を見てほしいなと思いました。

課題に対する態度は、その人の価値観、信念、過去の経験、そして未来への希望や恐れ、不安を表しているんじゃないかな。

表面的な行動だけではなく、その背後にある人間の本質をより深く理解したいですね。

人が人生の課題にどう向き合っているのかを観察することで、その人の本質や成長の可能性を見ることができるかもしれません。

自分自身にも、他者との関係を築く時にも、有効な視点だと思います。


人生の課題への態度、もしよかったら皆さんも考えてみてください♪


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