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【チラシ配り革命】そのビジネス、ブルーオーシャン化まだ間に合います

属人化ではなく
「仕掛けづくり」で革命を。

■ 「渡す」という行為が、「渡してほしい」に変わるまでの情報整理

:❶ 受け取る人が何を考えているか?

道行く人々に、手に持っているチラシを渡す時が来た。
こちらに向かって歩いてくる人は、明らかにこちらを避けようとしている。
なぜでしょうか?

「時間がない」
「次の予定がある」
「そもそも話かけてほしくない」

チラシを配りたい相手は、そう簡単に心を開いてはくれません。
警戒をしています。
さらに、余裕もありません。
いろんな意味で忙しいのです。

そこに、チラシを渡したい!と歩みよっても
相手としては、向かう先の「障壁」としてあなたをとらえるでしょう。
ましては「断ることも億劫」という人もいるので、
あなたを避けてすごい端っこを歩く人すらいます。

心・・・折れません?

:❷ 受け取りたいって何か?

結論としては、損得勘定です。

「受け取った方が、得だな」
「受け取らなかったら、損かも」

この考えが、歩いている人の判断軸を大きく左右します。
※もちろんキャンペーンガールで注意を引いて渡すという方法もありますが、受け取る人の目的がちょっと違うかもですね…

:❸ 受け取ってほしい人はだれか?

集客が目的であれば、どの年代の性別はなにかをペルソナ立てする必要があります。
なぜかというと、そのターゲットが気になる「第一声」をする必要があるからです。

■ 「渡してほしい」の仕掛けづくり

:地域マップ手法

これは効果絶大です。
以前、お店のチラシを配布させていただいたときに
その地域マップ(近くに公園があったのでそこまでの道のり)を載せたチラシを配っていました。
もちろん、地図のチラシではなく「たい焼き屋」のチラシです。

ただ、「たい焼き屋OPENしてます。ぜひ~!」という言い方はせず
「〇〇公園までのMAPです。どうぞご自由に~!」という表現をしただけで
なんと、相手から「2枚もらえますか?」など声をかけてもらえる状態に。
さらには配る枚数も倍になる騒ぎです。

大切なのは、何の目的でこの人たちがこの道を歩いているか。
を把握すること。
また、地域の情報がわかれば「得」。
逆に受け取らない方が「損」。
という情報を相手に暗示すれば、こっちのものですね。

:シーズンもの

興味がタイムリーに喚起されている状態ほどわかりやすいものはありません。
「クリスマスまでのケーキどうしようかな」
「ハロウィンの装飾やお菓子考えないと」
という心の声が耳に届いてきます。

あとはその声を拾って、第一声が
「クリスマス特典付きのケーキ屋さんMAPあります」
「ハロウィン限定のクーポン付」
といったオプションをつけて配れば、
受け取った方が「得」。
受け取らない方が「損」。
という状態を生み出せます。

:バンドワゴン効果

バンドワゴン効果とは、
行列があったら並びたくなっちゃう心理です。
賢く言うと、流行しているものを知るとそれまで関心がなかった人にも興味が生まれることです。

この効果を活用するために、
上記であった「地域マップ手法」や「シーズンもの」を取り入れることが大前提です。

その状態で、あとは
・なんのチラシを配っているかを見える化
・勝手に取っていけるように置いておく
この2つがあれば、仕掛け準備完了です。

人の腰の位置くらいの机(幅は小学校の机くらいでいいかと)に
チラシを置いて、POPに「おいしいラーメンMAPあります!感想コメント付き!」など大きな文字で書いてあると
「あ、そういうことが書いてあるチラシなんだ」
と受け取る人も警戒なく持ち帰ってくれます。

■ 仕掛けを発動する方法

:チラシ作成から工夫すること

今回お伝えしたいくつかの手法をもとにチラシデザインを工夫する必要があります。
制作段階で、ある程度ターゲティングやエリア特性、シーズンなどを加味して作成することによって、
そのチラシに書いてあることをあとは現場で伝えるだけになります。
そうすることによって、現場で配っていただいている方の属人化を防ぎ
打率をあげることができます。

:「第一声」を ❝ 一言 ❞ にすること

これは、現場目線です。
「新しくOPENしたたい焼き屋〇〇です。外はパリッと、中はジューシー。とってもおいしいたい焼きです。ぜひご来店ください!」
という長い文章を一日中声を出していう立場になって考えてみませんか?
苦行ですね。
だからこそ、仕掛けを発動するためには
人への負荷を最低限にしたいものです。

:一言トークを量産すること

だからこそ、「一言トーク」を量産することです。
現場でチラシを配っていただく方のポケットに入るくらいの紙でOKです。
「クリスマス特典付きのケーキ屋さんMAPあります」
「〇〇駅前のおすすめラーメン屋さんのMAPあります」
「カット+パーマセットが、5000円引きできるクーポンあります」
など、一言でパンチが効いたトークを量産してあげてください。

受け取る人からすこしでも「感謝される」ような仕掛けづくりが
大切であると信じています。

■ 馬を水辺に連れていくことはできても、水を飲ませることはできない。

人を動かすし、購買へつなげることは容易ではありません。
だからこそ、どうやって集客していくかはすごく重要です。

WEBマーケティングが重要視されている時代ではありますが、
ふとした瞬間、駅前などを見てください。

「お客様は世の中にあふれています」
さらに、顔が見えるお客様です。

ちょっとした工夫で、まだまだ変えられることはあると思っているので
参考になった方は是非実践してみてはいかがでしょうか。


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