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【涙腺レベルの低下】

むしろレベルアップ。


ここ最近、涙腺が弱い。

年明けの放送された、義母と娘のブルースも完結し、
以前の自分では考えられないほど、涙腺が緩んだ。
(某コンビニで購入した麦田のパンは美味でした)

先週の金曜ロードショーで、ハリポタの賢者の石を実家で観た。
弟と母親と懐かしみつつ、ツッコミつつ観ていたのだが、
所々、大人になって泣けるシーンがあることに気づいた。

そもそもハリーは、両親を亡くしているわけだが、
話の中間くらいまで、悲しんでいる様子はあまり伺えない。

しかし後半になって、両親がちょいちょい現れ、
ハリーを見守っているであろう描写があるのだ。
章が進むごとにそれが大きくなるのだが…

しかし今回、賢者の石を観て一番グッときたのは⇩
(※ネタバレ注意)



エンドロールに注目

エンドロールというのか、最後に生徒が列車に乗り込むシーンで
ハリーはハグリットに駆け寄る。

ハグリットは、ハリーにあるものを渡す。
____それは、両親に抱かれたハリーが映る動く写真。

そこで何かが堪らなくなったのか、ハリーはハグリットに抱き着く。

このシーン!!幼いころはストーリーの最後の方は
気にも留めなかったのだが。

久しぶりに観たのもあるのか、すごく刺さった。


別の角度で見直す

今回のようなことが増えてきたこの頃。

よく人は、涙腺が弱いことを
あまり良い感じには言わなかったりする。

おそらく、ただ恥ずかしいだけ。

大人になるにつれて、人前で涙することは
躊躇いがちで、我慢する機会はとことん増えていく。

だがいつからか、「涙活」が流行り
人は涙を流すことを躊躇わなくてもよくなってきた。

むしろ、涙を流すことはストレスの解消になる等、
健康面でビジネス化さえしている。

なんでもいい。
好きな曲を聴きながら口ずさむとき、
はたまた、再現ドラマを見たときでもいい。
のどにつかえて、声が出にくくなるくらいの瞬間。

良いも悪いも、流せるものは流して
大丈夫な時代になっているということだ。





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