見出し画像

【LDLバディ対談】「船上コックとウェブメディアのライター」日下伸彦さんの二つ顔

LDLバディ対談とは?

LDLバディ対談とは?

LDL(Locally Driven Labs)とは、『まちづくり幻想』『地元がヤバいと思ったら読む凡人のための地域再生入門』『稼ぐまちが地方を変える』などの著者で、約20年にわたって全国各地で経営とまちづくりに取組んでいる木下斉さんが所長として立ち上げたラボ。

僕自身「LDLアソシエイト」として2022年5月に加入登録、【LDLバディ対談】は4回目となる。今回の対談では、船上の厨房コックからウェブメディアまで、独特の視点を持つバディ、日下伸彦さん。

船員たちの心を満たす「船上コック」という顔


日下さんの舞台は海。熊澤海運(所属は三重海運)の船で働く船上コックで、「司厨長(しちゅうちょう)」。「司厨長(しちゅうちょう)」とは?と思い調べてみると、「 船内の厨房(ちゅうぼう=キッチンのこと)で船員さんの食事をつくる仕事。 つまり料理長のことなんだ。 船が出港すれば、朝・昼・晩の3食すべてを司厨長がつくることになる。」らしい。Twitterには、日下さんの作る日々の船内食がUPされていて、作り出される料理は、船員たちの心を満たし、大切なエネルギー源となっているのことが窺える。
※フォロワー1,900名を超える日下さんのTwitter投稿から↓

「ガーカガワ」ウェブライターとしての顔


しかし、日下さんの才能はキッチンだけに留まず、ウェブメディア「ガーカガワ」(高松市を中心に香川県のあれこれをクスッ笑いで伝える地域情報WEBマガジン)でライターとしても活動しているそうだ。Twitterの投稿のシンプルな文章と一言メッセージ、食欲をそそる画像などの配置のセンスは、ライターとしての実績を強く感じさせる。こういう多様性に富んだメンバーの存在、そのメンバーとオンラインやリアルでバディ対談することが出来るコンテンツこそが、LDLコミュニティの魅力でもあり、醍醐味のように思う。

日下さんの聞く力(傾聴力)とその土台を知る


日下さんは香川県の西の端「観音寺市」のご出身で、父親がスナックを経営、母親が割烹料理屋を経営、自身も20歳からバーの経営を始め、7年間のバー経営と13年間の居酒屋経営を行ってきた。日下さんの経験によれば、自分自身で達成したことはもちろん大きいですが、それ以上にお客様からの支援や助けに深く感謝しているとおっしゃっていました。ZOOM越しに拝見するお顔は笑顔で溢れ、お話を聞いている間も興味深く質問して頂き、高い傾聴力に感心させられました。地元で長年経営を続けてきたことがその証だと

観音寺市画像:かがわ移住ポータルサイト「かがわ暮らし」から

プライベートについてのエピソードでは、おっちょこちょいな一面が垣間見えます。友人に会いに行った際に、酒を飲んでいたところで溝に落ちてしまい、さらには鍵を失くしてしまったそうです。その後、数日間寝込んでしまい、骨折しているくらい腫れ上がり💦病院で受診し「捻挫」で済んでホッとしたそうです。プライベートには軽快なエピソードがあり人間らしい一面が伺え、また、常にアンテナが高く興味深く物事を知ろうとする姿勢も持ち合わせている人であり、日常の中での様々な出来事が、日下さんの個性をより豊かにしていることが分かります。

「深夜特急」から紡ぐ人生の旅


日下さんの直近の目標には、旅に出るという目標があるそうです。若い頃に読んだ小説『深夜特急』の影響を受け、タイ、フィリピン、台湾を巡る旅を計画中。将来は山口県に住んでみたいという願望もあるそうで、俵山や長門湯本などの温泉地で有名な長門市が第一候補のようです。山口県は日本海側に位置しており、南海トラフ地帯から外れているため、災害を受けにくいという特徴がある事が思いの根っこにあるとの事。日下さんの将来の目標は非常に興味深く、外国への旅やワクワクするような将来設計が素晴らしい経験と成長の機会となることを願っています。機会があれば「深夜特急」読んでみよう✨

「旅の目的地となる」LDLバディ対談。


日下さんからは、「お客様とのコミュニケーションサービスの重要性」や「地元の情報発信の大切さについて」についてアドバイスをいただき、特に、「オーナーとのバーベキュープラン」など、オーナーと接する機会を増やし、ローカル情報を地元の魅力として伝えることが重要だとお伝えいただいた点は、大変参考になりました。お客様から料金をいただくこと、特にプライシングについて私自身が未だ不安がある事、半年先まで予約が埋まるような「目的地になる宿」を目指し、独自の価値提供を作っていきたいと思っていることを伝えさせていただき、アドバイス等含めた今後の交流をお願いしました。

この対談を通じて、様々なアドバイスと新しい一歩への応援をいただき、大変感謝しています。将来の宿の成功に向けて貴重な学びとなりました。次回は、日下さんと直接お会いして、お酒を酌み交わしながら語り合おうと思っています。私にとって、LDLでのバディ対談は、各地域に居住する様々な業種に従事する「人」を通して、バディの住む地域やご本人を「旅の目的地」として訪れる事も人生の目標の一つになっています。とても有意義な時間をありがとうございました。

ご興味がある方は、ぜひ共に学びましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?