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EOS Rを買って2カ月経ちました 良い点と悪い点をひとつづつ

この記事、3年前なら需要があったんでしょうけど、カメラ好きの方には今更でしょうね。
でも、つい先日のキャッシュバックキャンペーンで手に入れたばかりの自分。人に読んでいただくためというより自身の記録として残します。
EOS R を2カ月使ってみて、これはいい!と思ったところと、ちょっとこれはどうかな?と思ったところです。
ただ、既に散々言われている事なので目新しさはありません。
あくまでも自分用の記録…

1.良い点 Fvモードがとにかく便利!

前に使っていたEOS RPにも付いていたので分かってはいたのですが、改めてその便利さを再認識しました。
カメラには「Tvモード(シャッター優先AE)」とか「Avモード(絞り優先AE)」とか「Pモード(プログラムAE)」とかまあやたらといろんな撮影モードがあります。
そんなに頻繁にモードの切り替えをする訳じゃないんですけど、それでも被写体を目の前にすると、「あ、ここは絞り優先だな」とか「被写体ブレしそう!シャッタースピード優先で」とか、その都度判断して切り替えないといけません。それがどうも、直感的にサクサクできません。
でもこのFvモードは、カメラで設定できるあらゆる「モード」がこれひとつで全部できてしまうという、メチャ便利な「モード」です。便利だけじゃなくて、直感的に分かりやすいです。


自分の使い方ですけど、まず最初に全部オートにします。
本当にカメラ任せにしたかったらそのままシャッターを押せばいいし、例えば絞り優先にしたかったらサブ電子ダイヤルで絞り値のところを選んで、メイン電子ダイヤルで自分が思う絞りに設定してやればよい。そうすると、残りのISO感度とシャッタースピードはカメラが自動で設定してくれます。
もちろん、すべての値をマニュアルで設定することも可能です。
モードの切り替えも、サブ電子ダイヤルとメイン電子ダイヤルでサクサクと。
これがもう、本当に分かりやすいのです。文章で読んでも何が何やら……でしょうけど。
購入して以来、ほぼ100%Fvモードオンリーです。だって、ここにすべてのモードが集約されてる訳ですから、他を使う理由がない。
この機能、キヤノンの発明でしょうか?もうこれだけでキヤノン機一択という気になってきます(他のメーカーにもあったらごめんなさい)。

このFvモードをより使いやすくするために、自分は十字キーの左側に選択項目のリセット、右側にオールリセットを割り当てています(デフォルトでもそうだったかな?)

そして、三脚を使って風景写真を撮るときは、全部の値をいじってマニュアルモード化することが多いです。面倒なようでいて、「もっとシャッタースピード落としたいな」とか「ISO値上げても大丈夫かな?」とか考えるのも楽しみなんですよね、自分は。
花撮りは(下手ですが…)絞り値だけ変えて他はオート。Avモード化ですね。

ブログ記事でベテランの方が「Fvモード完成度が低い、ダメダメ!」と言われていて「ふむふむ」と思って読みましたけど、今のところ自分は「便利!」しかないですね。
「便利」というより「分かりやすい」でしょうか。案外初心者向けのモードなのかも知れません。
もっと経験を積めばいろいろ思うところがでてくるかもしれませんが…

2.悪い点 マルチファンクションバー…結局使わなくなりました

購入前からブログやYouTubeなどで散々「これダメ!」「使えない!」って意見を目にしていました。
でも、そう言われると逆に「よーし!なら自分が使いこなしてやろうじゃないの!」って思っちゃったんですよね(なんで?)
それで、購入後は何とか便利に使ってやろうと割り当てを変えてみたり誤作動防止を設定してみたり。
でも、結局、使わなくなっちゃいました。今は割り当てから外してます。

結論。
設定云々以前に、物理的に、使いこなすのはちょっと無理なんじゃないかと…

カメラを構えてファインダーを除いてボタン操作するとき、普通は右手の人差し指と親指しか使わない(使えない)と思います。そしてこのバーは親指操作の位置に付いてます。でもこの横長の形状、第一、第二関節を中心に親指を回す動きに合ってないんですよね。
他のボタン配置は絶妙で、慣れちゃえば指の感触だけでラクに操作できるんですけど、このバーだけは無理。親指をスムーズに左右に動かすの、無理。
まあ、もうちょっと下の方に付いていればまだ違ったんじゃないかと思いますが。
でも、次のR5、R6には採用されなかったそうですから、これ1機種だけで終わるんでしょうね。実験か…

3.写りは満足!!

写り、これは素晴らしいです。満足!
これまで使ってた機種よりも絵がなめらかですし、暗所がよく残ってます。
もう3年前の機種ですから、画素数も暗所性能も手振れ補正ももっと上の機種が出てます。ですが、初心者の自分はまずはこれを使いこなさないと。
あまり表に出てこないですけど、プロの写真家や写真専門誌の方が「こんなに新機能いらないのでは?」「今のカメラはオーバースペック」っておっしゃってるのを目にしました。確かに、10年以上前のデジカメで撮影した風景写真集もうっとりするほど素晴らしいです(フィルム時代の写真集はさすがに荒いですが…)。
メーカーの宣伝やカメラ系YouTuberさんの「今度の新製品凄いぞ!!!」という煽りに負けずに数年、できれば壊れるまでこれで行こうと思ってます。

ということで、若干の不満もありつつ、(自分にとっての)新カメラで撮影を楽しんでいます。
本体はこれでよいので、あとはレンズの充実ですね。
さすがに便利ズーム1本では苦しい。
マクロレンズで花を撮ってみたいし、広角レンズで大木をドーンと撮ってみたい。白鳥がやってくる前に超望遠レンズも欲しいし…

キリが無いですね(笑)

上の写真はすべて EOS R + RF24-240mm F4-6.3 IS USM 

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