春を探しに行ってきました
今シーズンは1月に記録的大雪もあって、2年ぶりに冬らしい寒く厳しい日々が続きました。
でも、少しずつ日が長くなって、春の気配を感じる機会も増えてきたように思います。
そんな中、2月13日は晴れて一気に気温が上がり、春を先取りしたような日になりました。晴れることも気温が上がることも前日に天気予報で知ってましたので、当日はまだ暗いうちに家を出て、春を探しに北に向かいました。
道の駅で仮眠をとっていたら、まだ夜が明けきらぬ空にオレンジ色のひこうき雲が見えました。
良質の米の産地として有名な場所です。
雪に覆われた田んぼが朝日に輝いています。
海のすぐ近くの田んぼです。すっかり雪が消えて春本番のような雰囲気です。
海に出ました。水が綺麗。
2月の日本海とは思えない穏やかな海。
海鳥たちも何だかくつろいでいるように見えます。
少し南に下ると、雪の解けかけた田んぼが広がっていました。
いつもは鉛色の空をバックに飛ぶ白鳥も、今日は青空の下で気持ちよさそうです。
シベリアに帰る日も近そうですね。
雪山も綺麗です。くっきりと見えます。
ということで、春を探しに小さな旅をしてきました。
花や木の芽といった分かりやすい春は見つけられませんでしたが、でも、雪の解け具合、光の色、淡く霞んだ空や柔らかい雲の様子に十分春を感じることができました。
そして、いよいよ春本番になったら、今度はマクロレンズとミニ三脚を持参して小さな春を撮ってみたいと思います。
その前に、また寒の戻りで明日から嵐になるようですけどね。
あともうちょっとの我慢。
撮影地:新潟県村上市、胎内市、新発田市、新潟市北区
撮影日:2021年2月13日
カメラ:CANON EOS RP
レンズ:RF24-240mm F4-6.3 IS USM