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「人と比べない」の難しさ


人と自分を比較しちゃいけない。
よく言われる言葉。
でもこれって、とても難しくないですか?
私はこれが上手いことできません。
言わんとすることは分かります。

自分と他者は違う存在なのだから、
比較することで苦しむのはおかしい。
過去の自分と比較して、
前に進めているかどうかが重要。

といった内容でしょうか。

頭では分かっても、
心の習慣にするのは、
かなり難しいなと小さい頃から思っています。

聖書には

「おのおの自分の行ないを
よく調べてみなさい。
そうすれば、誇れると思ったことも、
ただ自分だけの誇りで、
ほかの人に対して
誇れることではないでしょう。」
ガラテア64

なんて書いていたりもするし、
何千年も前から言われてることなんですよね。


まず難しい理由を考えてみようと思います。

人は相対的に判断をすることが多い。
他者がいるから、自分がどれくらいの立ち位置なのかを分かる。
比較しようとしなくても、無意識にしている。

完璧主義などの自分の考え方
自分に対してどのような基準を持っているのか。
それをどのように設定したのか。

妬み、嫉妬などの負の感情
憧れは憧れで、
近づけたら嬉しいで終わればいいものを、
それを負の感情に転換してしまう

などなど


でしょうか。


どうすれば、自分が苦しむような比較をせずに済むか。
それは私の友達がヒントを教えてくれました。

「どうなりたいと思ってる?」

です。


自分の中で、目標があったり、
なりたい自分があれば、
それに関係するものだけ見ればいい。

人と比較して必要以上に苦しむのは、
もしかすると、
自分の中での価値観の軸がない。
ということが大きい理由なのかもしれません。


なるほどなぁと思いました。

やはり、体でも心でも、
軸がないと不安定になるんですね。

不安定だと、色んな部位に負担がかかって、
痛みが出ます。
痛みは危険シグナル、体からのサイン。
重要なヒントです。

人と比較することで、出てくるネガティブな感情は、
この「痛み」に似ているのかもしれません。


とは言ってもですよ。

頭で分かっても、心で分かるのは
やっぱり難しいです。


昔よりかはマシになっている気がするので、
意識しながら
徐々に変わっていく

という感じなんでしょうね。


あとは環境を変える。
ということでしょうか


誰といるか。
が重要なのかもしれません。

どんな人といるか。
その人が前向きな人なら、自分も自然とそうなりやすいですよね。
どんな人間関係を選択するか。
そこもポイントなように思います。


幸せは比較の中にはない。
と覚悟を決めるのも大事なんでしょうか。


比較は上もあれば、下もある。
下を見たら安心しますもんね。
上を見たら焦る。
これは一生比較の中で生きていく考え方。


そこから抜ける勇気を持つ。

どうやって?

答えが出そうで、なかなか答えが出ません。

資本主義社会にいる限り難しいのか…
だからといって共産主義?
どの国もそれじゃうまくいってないですしね。

これから人生経験を経ていく中で、
新たな発見があるのか…

今後の自分に期待です。

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