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なんで?と3回聞いてみる


僕は個人的に3という数字が好き。

考える時も基本的には3をベースに、無意識に考えてしまう。

世の中見渡すと、3に関わるものってたくさんある気がする。
オリンピックのメダルとか、3種の神器とか、漫画のキャラも3人組が多いように。

人にとって3という数字は、何か重要な意味があるのかもしれない。

深くは考察できないけれど、思いついたら、このnoteに書き足していけたらいいなと思う(2022/9/24)


そして、何を本で読んだかも覚えていないけれど、
3回なぜと聞いてみるといい。
という内容を見たことがある。

それは自分自身に対して。

なぜそのように行動した?
〇〇だと思ったから
なぜ〇〇だと思った?
なぜなぜ…

と繰り返してみると、色んなことが見えてくる。

本当の自分の動機や、想いを見つけやすいかもしれない。

自分との会話は難しい。

最近読んだ本で、「『繊細さん』の本」
の中で
自分の2歳ぐらいの頃をイメージして、質問してみる。という内容があった。

その2歳の自分が言っていることが本音だと。
はいか、いいえで答えられるように聞いてあげる。
即答する場合もあれば、
自分の本心を見ないようにしてきた人は、
その2歳の自分がうつむいて、話してくれないらしい。

とても面白いと思った。

それほど、自分の心の奥と向き合い、話すというのは難しいんだろう。

丁寧に声かけをしてあげて、肯定してあげて、少しずつ心を解きほぐしていく必要がある。


だから3回なぜなぜなぜと聞くのは、かなり荒治療かもしれない。

人によっては本心にたどり着けないかもしれない。

無意識のブロックがかかる。

2歳の自分がうつむいてしまう。

だから、最初はより繊細に、丁寧にするべきなのだろうと思う。


しかし、これができないのに、人と対話はできるのだろうか。

相手の言葉に反応する、反射する、会話のラリーをするのは可能だと思う。

楽しい時間を共有するのも、できるっちゃできる。

でも対話をしようと思うと話が変わってくる。

相手の深淵をのぞこうとするとき、深淵もまた、僕自身をのぞこうとする。

相手を知ろうとするということは、まず、自分を知ろうとする姿勢の上で成り立つものなのかもしれない。


自分の本心を知ることも、丁寧に、繊細にいくべきなのだから、他人であれば、より必要だろう。

その繊細さは忘れないようにしたいと思う。

そうすると、同じ価値観の人間が、自然と集まるように思う。

速度は遅くとも、それはゆっくり回る歯車のように、力強く、周りをゆっくりゆっくり巻き込んでゆく。

そしてその歯車は後に、大きな大きなものになっていく。

その第一歩は、2歳の自分とおしゃべりをすることなんじゃないかと思った。


3回聞いてみる。

それは確実に自分の想いに近づくためのテクニックだけど、

その前に、人の心に触れるかのように、

丁寧に自分の心に触れることが前提にある。

と書きながら思ったのでした。

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