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『GOMIトレ』(私のお薦めランニング補強トレーニング)

ランニングを始めて37年目を迎えましたが、当初から、ランニング以外に取り組んで来たことに、補強トレーニングがあります。

ランニングを始めて数年間は、時々、故障をしていました。膝、向こうずね、ふくらはぎ、足裏、大腿部等、下半身は、一通り故障しましたが、その都度、補強トレーニングの重要性を認識して、習慣化し、今に至っています。

しばらくは、腹筋・背筋・腕立て伏せなど、中高生の部活動でも行う基本的なメニューが中心でしたが、その後、指導する立場となってからは、かなりバリエーションが増えていきました。

そして、一昨年末、新たな補強トレーニングに出会いました。それは、通称『GOMIトレ』。同時期に閲覧を始めた大迫傑選手のアプリ内で紹介されたのが、きっかけでした。

『GOMIトレ』のGOMIとは、五味宏生トレーナーのGOMIで、冒頭の画像の大迫傑選手をはじめ、設楽選手や他陸上競技選手のトレーナーを務めていらっしゃいます。

その後、定期的にアプリで、一回につき5分程、2~3種目が紹介されるようになり、毎回、動画を見ながら、積極的に日々のトレーニングに取り入れるようになりました。

『GOMIトレ』の特徴は、どの種目も、一つの部位だけでなく、複数の箇所を鍛えられる工夫がされています。

例えば、今も定期的に行っている『トランク・ローテーション』。四つん這いの姿勢が基本になっているので、主たる運動である胴体の捻りとともに、姿勢を保持することにより、腕や肩周り、胸郭の筋力アップにも繋がるトレーニングになっています。

また、伝統的な腹筋運動のように(仰向けの状態から上半身を起こす)、反動を付けることにより、鍛える対象以外の箇所に負担が掛かり(この場合は、腰周り)、当該箇所を痛めてしまうことがありますが、『GOMIトレ』の場合は、どの種目も、比較的、ゆったりした動きの中で行う為、上記のような副作用は、ほとんどありません。

更には、ヨガ的な動きが取り入れられている点も、特徴の一つです。

私がGOMIトレをしていると、時々、ヨガのレッスンを定期的に受けている妻から、「それ、ヨガでもある~!」と指摘されたことが、過去に数回、ありました。このヨガ的な動きを取り入れているからか、これまでのトレーニングでは、あまり感じたことが無かった気持ち良さが、GOMIトレをしていると、感じることが出来ます。

GOMIトレを始めて1年半程が経過しましたが、ここ数ヶ月で、特に、胸周りの筋肉が発達しました。私は、元々、筋肉が付きやすい体質ではありますが、明らかに、胸郭の筋肉が発達して、お恥ずかしながら、少し、マッチョ的な体型になって来ました。。。

おかげで、先日の投稿でお伝えした『上半身主導ラン』に磨きが掛かるようになり、走りが安定して、下半身への負担が軽減したと実感しています。

以下に、以前投稿した、私がフィジカルコーチをしている少年野球チームの選手たち向けに撮影したトレーニング動画で、この『GOMIトレ』の一部を紹介していますので、参考にして頂ければ、幸いです。

また、更に詳しく知りたい方は、以下書籍が発刊されていますので、そちらをご覧ください。

これまでとは、ひと味違った補強トレーニングを知りたいランナーの方に、この『GOMIトレ』を、是非、お薦めします!








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