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日々の想いを綴り、自分の引き出しに貯める(私が投稿を1年間毎日続けた訳)

私は、3年前の5月から1年間、毎日、noteへの投稿を積み重ねました。日々、その時の想いを綴り続けました。

なぜ、毎日投稿を重ねたのか?その理由の一つに、「日々の投稿を、自分の引き出しの中に貯めていきたい!」という思いがあります。

その思いを抱くきっかけとなったエピソードが、以下の映画に描かれています。

私が中学生の頃から好きな松山千春の自伝『足寄より』を映画化した『旅立ち〜足寄より〜』の中で、次のようなシーンが出て来ます。

彼は、高校卒業後、メジャーデビューを目指し、あるフォークソングコンテストの北海道大会に出場しましたが、歌唱後の態度の横柄さが災いして、落選してしまいます。

しかし、審査員の中に、彼の才能を高く評価している人物がいました。それが、STVラジオのディレクターであった竹田氏。松山千春が、恩師と慕う人です。

落選後、失意に沈む千春に竹田氏は、次のように励ましたのでした。

「俺と一緒に北海道で頑張って行こう!俺は、お前がデビュー出来るように頑張るから、お前も1年間、50本、曲を作れ!」

その竹田氏の熱い想いを受けて、その後、千春は、北海道・足寄の自宅で、日々曲作りに励み、多くの作品を作り貯めていきました。

そして、2人の思いが天に通じたのか、上記ラジオ局の番組内で、彼のコーナーが設けられ、そこで、1年間作り貯めた曲が紹介され、評判となり、そのことをきっかけにして、間もなく、千春は、メジャーデビューを果たしたのでした。

私は、このエピソードが大好きです。メジャーデビューを夢見て、コツコツと作品作りに励む、そんなプロセスが、私の価値観にフィットしているからです。

noteを始めて程なくして、私は、そのエピソードを思い出し、投稿という自分の分身を日々、自分の引き出しに作り貯めていくことに、生きがいを感じ始めました。

投稿を読んで貰い、スキを頂くことは、とても励みになり、この上なく嬉しいことですが、それ以前に、上記のようなプロセスを踏んでいる実感が、私の日々の投稿のモチベーションになっています。

千春の恩師である竹田氏は、彼のメジャーデビューの証となったファーストコンサート直前に、亡くなってしまいました。

彼が、コンサートの舞台に必ず一輪の赤いバラを置いているのは、竹田氏への変わらぬ感謝の想いを表しているからです。

今、1年間作り貯めた記事を、若干の手直しを加えて、リンクトインを中心にご紹介しています。

『自分の引き出しに貯めていく』作業を続けた成果である自分の分身を、改めて世に放っていると、デビュー前の松山千春が歩んだプロセスに近づけた感じがして、何か嬉しい心持ちになれるのです😄

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