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ランニングを楽しく続けられる方法(37年間の知恵) ④ランニング日誌を付けよう!

『日誌を付ける』。誰でも「きっと、大切なこと!」と共感出来る行為だと言える反面、「やっぱり、難しいよね。。。」と、諦めに似た気持ちになり、なかなか継続出来ないことが多いのでは、と思います。

物事を続ける際、重要になる『変化を感じること』。その意味で、日誌を付けることは、とても効果的であると考えます。その日のランニングを言葉に置き換えることで、自分自身の生活において、ランニングが、更に特別なものに進化することにつながります。

それでは、どうしたら、ランニング日誌を付け続けられるのか、そのヒントをご紹介したいと思います。

先ず、日誌に記載するその日のランニングの客観的データを収集すること。簡単に言うと、ランニングウォッチやスマートウォッチの着用をお薦めします。

私がランニングを始めた37年前に比べ、ランニングウォッチの性能は、GPSの普及で格段に良くなりました。走行距離、平均ペース、平均ピッチ、最高スピード、平均心拍数、ランニングコース、等々。同時に様々な、その日のランニングの客観的データを記録してくれます。また、スマートウォッチで記録された睡眠時間や安静時心拍数も重要なデータです。

更には、ランナーであれば、毎日決まった時間に体重計に乗り、継続的に体重と体脂肪率を計測して欲しいですね。

これらのデータを日誌に書き写すことで、自分がその日に走った証を残せたことが実感出来るとともに、「比べたら、どうなるだろう?」という欲求が生まれ、次のランニングでの記録も、自ら率先して、付けたい気持ちになるはずです。

次に、ランニング日誌専用のアイテムを利用することをお薦めします。普通のまっさらなノートに向き合い、項目を自分自身で設定し、罫線などを引く準備は、つい、面倒くさい気持ちになってしまいますし、見た目にもスマートさに欠けて、気持ちが上がりにくいと思います。

私は、以下の写真にもある通り、『ランナーズ』という雑誌の付録を37年間、利用して来ました。毎年11月下旬に発売される号の付録になっていますが、大きさ、項目の種類、様式の継続性の高さ等、とても使いやすく、スマートさが際立っているダイアリーです。

他にも、他のランニング雑誌の付録や、市販のものがあるかもしれませんので、探してみて頂ければと思います。

あと、日誌に付ける項目として、上述のデータとともに、定性的なコメントを書き加えることを、強くお薦めしたいです。

実感されている方も多いかと思いますが、ランニング中は、普段よりも思考能力が高まり、いろいろな考えが浮かんだり、物事の判断が出来る状態になります。

そのひらめきのような思考を、是非、実際の言葉にして頂ければと思います。一行でも二行でも構いません。きっと、そのコメントが、後々、自分で読み返した際、かけがえのない記憶として、蘇って来るはずです。

もちろん、ランニング日誌ですので、その日のランニングに関する技術的なポイント、意識したこと、体調等々を書き加えることも大切です。私の場合は、ランニングの目的が、記録の向上に主眼を置いていますので、こちらのコメントが、主になっています。

以上、ランニング日誌を付け続ける為のノウハウについてお伝えしました。

冒頭にも書きましたが、日誌を付ける重要性は、誰もが認めるところではありますが、実際に続けられる人は、限られているのが、実状だと思います。

その特別な行為を自分のものにして、ランニングを続けている素晴らしさが、実感出来るよう、上記のことを参考にして頂きながら、ランニング日誌に向き合って頂ければ幸いです。

※写真は、2019年当時に撮影したものです。


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