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『伊藤家懇親会』への想い(家族という宝物)

私は、来月、55歳の誕生日を迎えますが、これまでの人生を振り返ると、『自分のため』に生きて来た日々であったと思っています。

もちろん、人としてリスペクトする息子のことを常に気に掛けながら過ごして来た毎日であったことは、間違えの無い事実ですが、基本的には、ランニングを中心に、自分のやりたいようにやって来た人生でした。

それが、4年半前に再婚して、新たな家族の形が出来てから、『家族』という存在を、とても大きく感じるようになったのです。

家族3人のことを考えると、それぞれの立場があることに気づきます。

私と妻は、「結婚したい!」と同じ思いを持ち、結婚相談所に登録して、出逢い、成婚出来ましたが、私は再婚で子持ち、妻は初婚。そして、息子は、私の予期せぬ離婚から再婚と、書いてしまえば、平たくなってしまいますが、実際には、それぞれの感情が錯綜していると思っています。

その複雑な感情を超えて、妻と息子は、『伊藤家』という新しい家族のメンバーとして、素直に、お互いのことを尊重して、一つに纏まろうとしてくれています。

妻にとっては、時折、話題に出て来る私の前妻の話しを耳にすることは、やはり、気持ちの良いものでないはずですが、その中でも、息子と私に対し、ピュアな気持ちで向き合ってくれることに、心から感謝しています。

息子にしてみれば、私の再婚により、突然現れた、新しい母親に戸惑いながらも、自分自身の動揺する気持ちと折り合いを付けて、妻に対して、接してくれているように感じています。

冒頭の写真は、昨夜行った会食での一コマです。我が家では、『伊藤家懇親会』と名付けて、楽しく、息子の近況を中心に会話をしながら、お互いの距離をより縮めて来ました。

普段は、私と妻は三重県四日市市、息子は横浜市在住ということで、離れて暮らしていますので、昨夜のように、一同に会するのは、2〜3ヶ月に1回程で、その間は、オンラインで、定期的に、お互いの存在を、より近いものに感じられるようにしています。

前述の通り、私はこれまで、『家族』という存在よりも、自分中心の生き方をして来ましたが、再婚以降、家族の有り難さ、温かみを身に沁みて感じるようになりました。

伊藤家の主として、家族のために、いつも明るく、元気で居ることで、妻と息子が安心して暮らせる毎日を形作っていきたいと、切に思っています。




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