日本のむかし話　　かえるをのんだととさん

３歳と７歳の娘たちも夢中になる、むかしばなしの絵本。
かえるをのんだ？？？・・・まったく初見だった昔話。

腹の痛くなったととさん。
「腹に虫がいるから蛙をのむといい」とお寺の和尚さんに言われ、蛙をのみこみます。
蛙がぺたこらぺたこら腹の中であるいてかなわんと、また相談に・・

どんどん食べて食べて・・・鬼までも。

日野 十成 再話 / 斎藤 隆夫 絵

魅力的な「オノマトペ」と、こどもが大好きな繰り返しの文章構成は何度も、声に出して読みたくなる、中毒性のある絵本。
すこし毒っけのある絵に、どんどん引きこまれ、大好きな一冊です。