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ちょっと思い出してきた。

先日、映画を観てきた。

タイトルは「ちょっと思い出しただけ」

あまりラブストーリー(ミュージカルは可)が観られないタイプなので、公開当初は全く興味がなかったけれど、知り合いのレビューを読んで、ん?ん?んん?となり、じゃあ観てみるかと上映館をスマホで探した。

よく利用している映画館では既に終了しており、いけそうな距離で唯一まだ上映している映画館に足を運ぶことにした。

なんせ、しばらく恋愛なんぞしていないので、ただただ映画の中の出来事との距離を感じて終わるのが怖くて観に行く前に、若かりし頃よく聞いていたラブソングを通勤時に聴きながら自分を高めていく作業も怠らず…。

たまたま朝食と共にミルクティーを飲んだ日に、UAのミルクティーという歌も好きだったなと思い出し、そこからしばらくUA祭りを独自に開催。

そこから派生して、いろんな懐かしい歌から、自分の青春時代以前に流行した歌なんかもたくさん聴いた。気がついたらラブソングなんかとっくに離れていて、つくづく誰かが作った自分以外が主人公の恋愛に興味がないんだなと感じた。

基本的に恋愛体質。でした。でしたと言った方がいいのか!?ここは…。

まぁ数日間でじんわり気分を上げて、いざ鑑賞!

家を出る前にネットでチケットを予約したが、その時点で席は1つも埋まっておらず、これはもしや貸切かしら?1人で思い出すのはちょっとドキドキするなーと思った。

映画館に着き、チケットを発行して、周りを見渡すと若者のグループが多く見受けられた。そうだ、高校生や大学生は春休みだ。誤算だった。劇場内の平均年齢を上げてしまうけれど許しておくれ!と思いながら、ドリンクを購入。UA祭りの影響なのか、普段は頼まないようなロイヤルミルクティーを注文。

そして入場時間になり、検温をしていざ!!というところで、スタッフのお姉さんから、ポストカードを手渡された。ちょっと思い出しただけを鑑賞する人だけいただける、多分この映画の大事なシーンを切り取ったものだろう。まだ観ていないから、ポストカードにあるシーンがどういうものなのかを知らなかった私は、手渡された瞬間に「これ、どうしよう」と思った。

とりあえず、このポストカードが宝物になる可能性は残っているので、クシャクシャにならないようカバンに、そっとしまった。

「貸切じゃないのか、貸切なのか」心の中で唱えるように劇場の扉を入ると、この地域のタイヤ屋さんやクリニックのCMの音が聞こえてきた。

恐る恐る足をすすめると、先客あり!!!しかもカップル。男の人が女の人の肩にもたれかかるようなスタイルでスタンバイされており「ごめんよ彼氏、気にせずやってくれ!」と念じた。

最終的に、もう1人女性が最前列に座り、4人で観ることになった。この時間をあなた方3人と共有できること、嬉しく思います!と心の底から思った。だって貸切だったら…と、ずっと不安だったから。

予告がはじまり、いよいよ本編だ!

私は一気に飲んだり食べたりする癖があるので、ロイヤルミルクティーは数分後に…とマイルールを設けて、映画の世界へ身を委ねることにした。

そろそろ飲もうとロイヤルミルクティーをひと口のんで「あまっ!!」このロイヤルミルクティーがめちゃくちゃ甘くて一旦現実に引き戻された。確かコカコーラのディスペンサーだったから、このロイヤルミルクティーは紅茶花伝ってことかぁ…そりゃ甘いよな、と思いながら。



思いのほか、長くなったので今日はここまで。よかったら、また続きも読んでみてください♡




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