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■漫才絵本.007「みひらきのふたり」

えほんスズキです。
絵本で漫才を表現しようというこの企画。今回で7作目です。

これまでは、「深夜のデパートで二体のマネキンが漫才している」という体でお送りしていましたが、無念。
マネキンが話す、それ自体が大ボケ過ぎてそのあとの展開に苦慮しました。やりとり自体はボケれていない、そんな有様です。

今作では、上記反省を活かし、よりシンプルな漫才絵本の形を目指します。「見開きの二人が漫才している」、そんな構成です。見開きの二人とは「左ページ」と「右ページ」です。
もっと言うならば、「左人面ページ」と「右人面ページ」です。
単に左ページと右ページのやり取りで、「深夜のデパートで~」とか入り組んだ設定はなし。これにより、スムーズに漫才へ入れるようになりました。

ただ、描き始めて気が付きます。

これは、よりシンプルな形なのか。
なぜ見開きの二人が存在しているのか。

ボクは、また同じような過ちを繰り返しているのではないか。
そもそも、漫才絵本ってなんだ。

はい、本編です。



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