ももたろう
名作集の第一話はももたろう。
やはり日本人なら、知っておけというお話なんだなと改めて実感。
確認したら、長男(5歳)も知っていた。良かった。
さて、長年の私の疑問。
どうして桃なのか。サイズ的にはスイカとかカボチャだろうに。
赤ちゃんのおしりが桃みたいだから?と思っていたが、最後の解説に「神聖」というキーワードがあったので調べてみた。
桃は古事記にでてきているらしい。
古いな。そんな昔から桃はあったのか!
古事記では、イザナギノミコトが桃で魔物を追い払う様子が描かれていて、その後、イザナギノミコトは桃の神聖な力を称えて、桃に「オオカムズミノミコト(意富加牟豆美命)」という名前を授けたとのこと。これが、桃太郎の話のルーツらしい。
(出典:
https://dot.asahi.com/tenkijp/suppl/2017072900009.html?page=1)
そして。
この桃から生まれてくる形は、異常誕生譚というらしい。
異常誕生。子供の頃桃から赤ちゃんが生まれるなんて!と、不思議に思ってたけど、やっぱり、異常だよね、笑
ただ、地域によっては桃を食べたお婆さんが若返って男の子の様な元気な女の子を生んだ。
その子が鬼にさらわれないように桃太郎と名付けたという話もあるらしい。
こっちの方が現実的な気がする。
桃を食べて若返るのならたくさん食べるぞ!
(桃の主な栄養はナイアシン、ビタミンC)
ちなみに。解説によると鬼は昔から万人にとっての共通の悪の象徴らしく、
いきなり、戦ってもよいらしい。
いつぞや、戦いは子供に良くないと話し合いを持ちかける桃太郎を見たけど、個人的には戦う方が好き。
なによりも、わかりやすい。
他、話し合いに応じて宝を手放し、悪事をやめるやつなら、最初からいい奴だと思う(鬼じゃない)。
または、相当な策士で、桃太郎が帰ったらまた悪事を働くに違いない。
ももたろう。
調べれば調べるほどおもしろい。
今回のももたろうはこちら。
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