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子育てと家事と仕事の分担

我が家は働きにでる私と専業主婦の妻、2歳4か月のいやいや期マックス長男の3人家族。初めての子育てで知るこのいやいや期なるもの、噂には聞いていたものの実際に目の当たりにすると度肝を抜かれる日々でございます。

言うことを聞くことなんてまずないので夫婦とも・・・とりわけ専業なので毎日一緒に過ごすことになる妻のストレスは半端ないものになります。

世の中「何をイライラしてんの。そんなきつく言わんでも」とか「そんなことわかってて子供産んだんでしょ」みたいなことを言う人(旦那さんがこれいうと夫婦は破綻するんで気をつけて)もいるそうですが、前者はまず体験してみてほしいし、後者はそんな身も蓋もないこと言いだしたらもはやこの国の少子化は止まりませんよということになるのでぜひそんな言葉は胸の内にしまっておいてほしいなと思います。我が家は幸いそういった声が周りにないのが救い。

さて、そんなストレスマックスな毎日に息子の体調不良が重なりまして、病院ではノロかもとも言われ(検査していないので確定ではないですが)、せっかくの3連休も消毒と看病の日々。しかし体調が悪くて元気がないぶん大人しくいつもより言うことも聞いてくれるので夫婦がのんびりできる時間はいつもより多いのはなんとも複雑な感じでございます。

いやいや期の息子はマザコン状態もマックスで、妻がいるときは基本的に「おかあさんおかあさん」で「おとうさんないない」と言われてしまうことが多く、妻の子育て部分の負担を減らそうにも外に連れていけない以上はなかなか難しく、そんなマザコン息子が体調を崩すとなおさらに妻しか受け付けないので今日は妻に息子の看病をお願いして、代わりにいつもやってくれてる副菜の作り置きと夕食の準備(これは週末は担当してます)を担当。

午前中に近所のスーパーで買い出しをし、昼から4つの副菜作り置き(3,4日ぶん)と夕食のカレー作り。副菜作りに2時間弱、並行してカレー作りに2時間ほど。こんな感じで休日の一日は終わっていきました。クタクタですが妻はこれをいつも当たり前のようにやってくれてます。

子育て夫婦の役割分担について、いろいろな考え方があると思います。我が家は先述のとおり専業主婦家庭なので平日は私が仕事、妻が家事・子育てという形になり、帰りが遅くなる日が多いので世間でいうところのワンオペ状態にしてしまうこともしばしば。自分のことは自分でする(自分の弁当とか夕食の用意とか片付けとか)くらいのことは当然ながらやりますが、罪悪感は常につきまといます。

ですので週末は極力妻を休ませるべく、家事も子育ても引き受けて・・・と当初は意気込んでおりましたが、両方は無理で、家事にウエイトが偏ると子供がますます「おかあさん!おかあさん!」になるので妻から「できるだけ子供とおってくれ」と指令を受けてからは子供の相手をメインに、その合間にお昼ご飯と晩ご飯も担当。平日の罪悪感をここで補正していきます。

人によっては全然できてないって意見もあるし、人によってはやりすぎって言われることもあります。仕事だって大変で、休日はゴロゴロして平日に備えたいって思うこともあるしそうしろって意見もあります。

でも、そうなると妻は一日たりとも休めない。だからお互いの疲れとかストレスの具合を感じながら、なんとなく作業分担が決まってきました。

こういうバランスのとり方は子供ができてからの2年4か月・・・もしくは結婚してから4年くらいずっと二人でバランスを考えて調整してきたこと。夫婦感ではほど良い分担になっています。ベースはお互いの状態への思慮と感謝。

働き方も家庭の形もいろいろあって、これだけライフスタイルが多様化すれば夫婦間のバランスに悩まれる方も多いと思います。ただ、現実には答えなどなく、それは自分たちで見つけていくしかありません。

それを夫婦が互いに理解できれば、思慮と感謝をもって接することができれば、少しずつ少しずつ形が見えて、バランスが取れていくはずです。

思慮と感謝・・・がなかなか難しいんですけどね。お互いにそれができていると認識できる夫婦であることは我が家の一番の幸せです。


そうそう、今日のカレーはなかなかの美味しい仕上がりでございました。

前職で12,3人分のカレーを定期的に作っていた私でございまして、ルーの分量は味を見ながら適当に調整。量が多いとこれで結構おいしくできるんですが、家庭でそれをすると味にバラつきがですぎて。でもそれが男の料理ってもんでしょ!分量なんて見てられるか!って思ってましたが妻に「ちゃんと読んだほうが楽やろ!!」て言われてから、箱に書いてる説明書通りに作るように。説明書通りに作るとけっこう美味しく作れるんですね。うん。妻のアドバイスはいつも勉強になります。




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