清まるの助成金の不正受給の記者会見で深まる謎

✅清まるの不正受給について

とんかつパフェで有名な清まるが国の助成金である緊急雇用安定助成金を不正受給しました。それについて記事を以前書きました。

✅清まるが記者会見を行う

不正受給をした清まるが不正受給について記者会見を行いました。

「任せていた法人が虚偽の申請をした」 “不正受給”の飲食店・清まる 元代表が主張 労働局から約1190万円返還命令 愛媛・松山（あいテレビ） - Yahoo!ニュース

（清まる・水野清子元代表） 「人を騙してやろうとか、自分だけが得して利益を得ようとか、そういう考えは今まで1ミリも考えたことがない」

（清まる・水野清子元代表）
「（法人が）今では詐欺師だったという自覚があるが、長年商売をしていて十分注意をしていたのにこういうことがあるというのは、やはり自分がすごく追い詰められた経営状態の中で冷静な判断ができなかった」

この記者会見では私はおかしい点があるのでそれについて書いていこうと思います。

✅不正受給の謎

清まるの代表はある会社にすべてをお任せしていたため知らなかったという会見でした。

助成金はすべてにおいて賃金台帳を添付しなければなりません。緊急雇用安定助成金についても同じで休業した社員（アルバイト）の賃金台帳を添付する必要があります。

この助成金は休業したときに発生する休業補償の額に応じて受給できる助成金です。そのため知らなかったということは通用しません。この緊急雇用安定助成金は雇用保険の加入のないアルバイトに対して支払われるものであるため月に200万円ものの助成金を受けられるような大きな会社ではないと思います。

仮に清まるが弁明した通りに不正受給の事実を知らなかったとしても到底もらえるものではない200万円もの大金が振り込まれていたらおかしいと気づくはずです。そのときに愛媛労働局に相談しておけばそれより先の不正受給は防げたはずです。

しかし6ヶ月も放置しておいて愛媛労働局の指摘で助成金が振り込まれていたのは知らなかったというのはどう考えてもおかしいです。