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#86 行政書士試験に合格するために(主要ではない科目編)

今回は、主要ではない科目
(基礎法学、憲法、商法・会社法)
について書いてみようと思います。


配点は低め…

行政書士試験としては、
300点満点中20点の配点があります。

行政法(112点)、民法(76点)の方が配点が
大きいため、試験全体の重要度の中では、
どうしても低い科目になります。

行政法・民法の択一で9割近い正答率を
目標として勉強を続けることが、
行政書士試験を合格するための
最適解だという結論は変わりません。

ただ、その他の科目である憲法、商法・会社、
基礎法学の3科目合計56点の配点のうち、
半分の28点は取りたいところです。


出来れば2問とも正解したい…

基礎法学は、2問中2問とも正解しておきたい
ところですが、範囲が広く、対策が難しいと
言われています。

LECが出版しているの「ウォーク問」を
見ても、正答率がとても低いものもあり、
2問中1問しか正解できない可能性があります。

過去問はすべて解き、似たような問題は
必ず正解をする、という対策だけが
現実的かなと思います。


模試と本試験とのレベルの差が…

憲法は、「模試では5問中5問正解」していた
受験生のうち、実際に満点を取れた人は
いないのではないかと思うほど
難しい問題が出題されます。

模試では満点の受験生も本試験の問題には
対応できない、ということが現実に
起こります。

ゆーき大学のゆーき先生も仰っていましたが、
「憲法は難しい」のです。

それでも憲法の択一では、
「統治」で1問中1問正解し、
「人権」で4問中2問正解することを
目標に勉強していくほかありません。

憲法の多肢選択式では、択一よりも
多肢選択式の方が対策しやすいので、
4問中3問正解したいところです。


理想としては…

基礎法学と憲法を併せて36点ですが、
基礎法学: 2問中1問正解 (  4点( 4点×1 ))
憲法択一 :5問中3問正解 (12点( 4点×3 ))
憲法多肢 :4問中3問正解 (  6点( 2点×3 ))
このようになるなら、22点取れそうです。

基礎法学+憲法+商法・会社法の
合計56点のうち、28点取るために、
商法・会社法では、2問正解・・・
できれば3問正解したいというところです。

商法1問中1問、会社法4問中1~2問の
正解を目指して勉強計画を立て、
実践していく形です。


まとめ

私の実践結果としては
基礎法学:2問中2問正解
憲法択一:5問中2問正解
憲法多肢:4問中2問正解
商・会社:5問中1問正解
合計56点中24点という結果でした・・・

本当に何事も思ったように
いかないなと実感しました。

憲法も商法・会社法も模試では、
どちらも5問中4問、調子が良いと、
5問中5問正解するときもあったので、
もっと点数が取れると思っていました。

本試験を受けている最中も、
「憲法と商法・会社法は点数厳しいかも…」
と思いながら受けていました。


苦手科目を作ると、その科目での
点数は期待できなくなります。

どこから出題されても大丈夫、という
自信を持って試験に臨めるだけで、
周りの受験生と差をつけることが
できると思います。

直前期には、どうしても行政法・民法中心の
勉強になってしまうため、本試験数か月前の
今の時期に、商法・会社法は
一度固めておきたい科目です。

開業後にも商法・会社法は活きてきます。

将来のためにも、今は頑張らければ
いけないところだと思います。









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