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#176 行政書士資格取得後 【申請取次行政書士】編

先日、行政書士申請取次関係研修会
(VOD方式)を受講しました。

効果測定もありましたが、既に必要書類等と
合わせて日本行政書士連合会へ郵送して
いますので、10月の結果通知・修了証の
郵送を待つ形です。


1.「申請取次行政書士」とは…

日本で外国人を雇用したい場合、
出入国在留管理局への申請手続きが
必要になります。

原則、在留を希望する外国人が
自ら各地方出入国在留管理局に
出頭をしなければなりません。

「申請取次行政書士」に申請依頼を
すると、申請人本人は出入国在留管理
局への出頭が免除されるので、仕事や
学業に専念することが可能です。

行政書士は、ビザや在留資格の取得を
サポートすることができますが、
「申請取次行政書士」でなければ、
申請人に代わって申請書等を提出
することができません。

*取次ぎは、申請書や資料の提出等の事実
 行為を行うことが認められているもので
 あって、申請人・届出人として署名
 したり、 記載内容を直接訂正等する
 ことはできません。


2.「FAX」にて研修会の申込み・振込…

まず、「申請取次行政書士」
なるかどうかは任意です。

そして、申請取次行政書士になりたいと
思った場合、行政書士申請取次関係研修会
(VOD方式)を受講する必要があります。

*受講は随時受け付けている形ではなく、
 年間数回に分け、定員を定めて行われて
 いる形です。

初めに、研修会への申込みをFAXにて
行います。

e-faxの利用は初めてで、若干もたつき
ましたが、なんとか期間内に申請する
ことができました。

次に、行政書士申請取次研修会から
「受講料お振込みのご案内」がFAXにて
送られてくるので、期間内に振り込みを
行います。

*受講料は3万円(税込み)。

しばらくして、資料一式が送られてくる
ので、それを手に取りながら、期間内に
研修を受講+効果測定(試験のようなもの)
を行う、という流れです。

官公所では、未だにFAXは現役です。

事務所にFAX機の導入を考えましたが、
いろいろ検討した結果、e-faxの導入に
なっています。

どの方法が最適なのかは、事務所の規模や
方針によって違うのかなと思います。


3.「毎年一定数落ちる」


先輩行政書士の先生からは、
「毎年一定数落ちている」という話を
事前に聞いていたので、効果測定の
解答は慎重に行いました。

法令集を見ながら解答できると言っても、
どこに何が書いてあるのか、全く知らない
法令集ですので、思っていたよりも解答に
時間がかかりました。

落ちていた場合、再度受講し直し、
申請取次行政書士を名乗りたいと
思っています。

資格を取ることと似ていて、できることが
増えるということは、仕事をできる可能性が
増えるということであり、かつ、人の役に
立つ仕事ができる可能性が増えるという
ことになります。

自分の将来のため、誰かのために、今できる
ことを1つずつやっていこうと思います。


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