人気資格!宅建とは?
宅地建物取引士資格試験(宅建試験)
宅建とは、
一般財団法人不動産適正取引推進機構が、
毎年1回、10月の第3日曜日に実施する
宅地建物取引士試験のことを指します。
直近5年間の試験結果を見ると、宅建試験は、
「毎年約20万人が受験する、合格率約17%の試験」
と言えると思います。
行政書士試験が
「毎年約4万人が受験する、合格率10~15%の試験」
なので、受験者数が5倍くらい多く、
合格率が若干高い、という違いがあります。
合格基準点は試験後に・・・
行政書士試験は絶対評価なので、
300点満点中180点取れば合格ですが、
宅建の場合、○○点取れば合格、
という合格基準点は、試験後に発表される
という形を取っています。
行政書士試験でいうところの、
記述の採点のようだものだと思います。
過去10年での合格基準点を見ると
50問中31点の年度が最低点、
50問中38点の年度が最高点になっています。
目標を何点に設定すべきか!?
直近5年間は34~36点と安定こそしていますが、
「40点」を1つの目標とする形で
いいのかなと思います。
令和4年度の行政書士試験に落ちたときには、
「300満点中180点」を目標にしていたため、
178点で不合格でした。
令和5年度は、
「(記述抜きの)240点中180点」の目標に変更し、
対策したので、224点(記述抜き178点)を取り、
合格することができたと思います。
36点目標にするのもいいと思うのですが、
そうすると、最大で36点しか取れなくなります。
本番で、奇跡や勘は起こらないからです。
もし、令和6年度の合格基準点が37点だった場合、
目も当てられません。
「権利関係」
宅建は難化傾向、と言われているようですが、
その原因は、「権利関係」を苦手にしている
受験生が多いからだと思います。
ただ、行政書士試験を勉強していた者にとっては、
「権利関係」は得点源になるので、多くの受験生よりも
有利なのかなと思います。
*行政書士受験生も「借地借家法」「区分所有法」は
新たに勉強する必要があります。
宅建の権利関係の過去問を解いていて思うのは、
「宅建の民法の参考書は薄い」
です。
内容が薄いのではなく、量がそもそも少ないなと。
そのため、宅建用の権利関係の過去問を解き、
しっかりと解説を読んでも、おそらくですが、
点数は、なかなか上がらないのではないかと思います。
これからも、FP2級の勉強もしつつ、
宅建の勉強も出来たらと思います。
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