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#44 行政書士試験に合格するために(情報通信・個人情報保護編)

今回は、基礎知識(情報通信・個人情報保護)
について、書いてみたいと思います。


出来れば満点を取りたいけれど…

例年、情報通信・個人情報保護法は、
3~4問、出題されています。

令和6年度試験から、
行政書士法、戸籍法、住民基本台帳法などが
加わるため、出題数が減る可能性がありますが、
少なくとも2~3問は出題されると思うので、
試験における重要性は変わりません。

基礎知識には、足切りがあるので、
それを回避する方法として、
文章理解3問+情報通信・個人情報保護法3問の
合計6問を正解しておけばよい、
という考え方があります。


対策が難しい!

私は、情報通信・個人情報保護法が
どちらかというと苦手です。

令和5年度試験 4問中2問正解
令和4年度試験 3問中2問正解
令和3年度試験 3問中1問正解
令和2年度試験 3問中2問正解

対策として、
肢別を回す時間が一番多かったと思います。

時事の要素もあるので、市販の模試や
直前期の大手予備校の模試の解説は、
よく読んでいたと思います。

それでも、本試験では、政治・経済・社会と
同様に、見たことも聞いたこともないような
問題を解く感じでした。


「文章理解」3問を確実に取る!

行政書士試験全般に言えることでもありますが、
本試験中に「??」が浮かぶ問題は
必ず出てくる、という気構えは大切です。

令和5年度試験でいうと、憲法の問題3です。

「基本的人権の間接的、付随的な制約」について
問われましたが、事前に勉強していたという
受験生は少ないと思います。

多くの受験生は問題1から解き始めるので、
問題3にして、時間をかなり取られてしまった人も
多いかもしれません。

私の場合は、この問題を一読してすぐに
「捨て問」であると決め、適当にマークを付け、
あとで時間が残れば、もう一度チャレンジする
という形を取りました。

*ここで、一応マークを付けておくのは、
 一段ずれたまま、すべてマークを間違う、
 ということを防ぐためです。

このように、分からない問題に対して、
時間をかけすぎることを回避するための
方法も一応あります。

足切りの存在する基礎知識で、
これをやるのは、なかなか勇気がいりますが、
分からない問題や自信のない問題に対しては、
考えても結局、時間を浪費しただけで
終わるのではないかと思います。

そのため、分からない問題に対しては
なるべく早く見切りをつけ、
時間をかけた分だけ正答率が上がる、
「文章理解」に時間を割いた方が良いと思います。


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