#01 行政書士試験に合格するために
1月31日に令和5年度
行政書士試験合格者発表がありました。
4回目の受験で合格することができたのですが、
私がやっていたこと、やっていた方が
良かったことなどを残していこうと思います。
「178点の行政書士試験の結果に思うこと」の
記事にも書きましたが、
3回目の受験(令和4年度試験)の結果は
178点でした。
132点、150点と順調に点数を伸ばして、
3回目で届かなかったという形です。
司法書士試験や社会保険労務士試験の場合、
複数年受験が当然の難関国家資格になりますが、
行政書士試験の場合、
「1年間、1000時間で合格」
このあたりが1つの指針になっているので、
多くの受験生は1~3回の失敗で
諦めてしまう方が多いようです。
コストパフォーマンスやタイムパフォーマンスを
考えても、1~2回でサッと合格するのが
最も理想的な合格の形と言えると思います。
ここで、参考になるかもしれない
データがあるのですが、それは、
一般財団法人行政書士試験研究センターが
公表している都道府県別試験結果一覧です。
全体の合格率13.98%に対して、
東京都 16.39%
愛知県 15.12%
大阪府 14.59%
という合格率でした。
一方、地方では、ばらつきはあるものの
13.98%よりも低く、
10~11%台という結果。
これは、10代の合格者は全体の1%未満で
あることから、合格者のほとんどが社会人で
あることを考慮すると、
ある程度お金をかけた方が
合格率が上がることを示唆しているのでは
と思えます。
(大都市には大企業が集まるので、
それに比例して、収入額増 → 支出額増)
スクール、あるいは通信にすることが
合格率を上げると言えそうです。
私の場合は、3回目の受験の途中から
「ゆーき大学」を受講していました。
金額としては、
スクールに通うよりも安いけれど、
市販のテキストをかき集めるよりも
高い金額です。
YouTubeの講義がメインで、有料会員のみの
限定配信もありました。
無料の講義を見て、分かりやすそう、という
理由で申し込んだと記憶しています。
テキストは、ダウンロードして印刷する形
(教材が送られてくるようなことは
ありません)。
印刷した紙の厚さは約10cm。
それを6つくらいのファイルに分けて、
肢別過去問と一緒に持ち歩く形。
2024年度版の合格革命の帯には、
今年からゆーき先生のコメントが
顔写真付きで載っています。
SNSを見ていても、「○○先生のおかげ」と、
感謝の言葉が多数投稿されているので、
「師」がいることは、受験生にとって
大事なことだと思います。
私にとっては、
ゆーき先生がそれに当たるのかもしれませんが、
何より、現役の行政書士の先輩
(元・所属事務所の先輩)が
目標としていてくれたことが、
継続して勉強し続けられた要因かと思います。
その方は、独立され、
わずか数年で補助者を雇い、
法人化もするなど、現役行政書士として
活躍されている方なのですが、先日、
「先生のおかげで合格することができました」
と、報告したところ、
「私なんてなんにも」
と、謙遜のご返事をいただきました。
「こうなりたい」という存在が近くにいる
というのは、本当に有難かったです。
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