ポジティブパワーの言葉を紡ぐシンガーソングライター コトノ
こんにちは!note更新担当のたぬ子です。
今回は、愛媛県出身で作詞家としても活躍されている、シンガーソングライターのコトノさんに、作詞をされる時のお話や愛媛の好きな景色など伺いました。
夢は、人を幸せにできるアーティスト
― 作詞家、シンガーソングライターとしてご活躍されていますが、どちらの活動から始められたんですか。
19歳の時に作詞家デビューをしたので、作詞家が先ですね。
実は、小学校6年生の時に「人を幸せにできるアーティストになりたい」と歌手を志してから、ずっと歌手を夢見て目指していたんです。
それで、歌手のオーディションを受けに行った時に、作詞家のマネージャーをしている方が「良かったら作詞をしてみない?」と声をかけてくださって、歌手より先に作詞家の芽が出た感じですね。
― 2014年5月から拠点を愛媛に移されましたが、何か変化はありましたか。
愛媛の美しい景色を描いた曲をリリースしたり、地元の高校生とコラボレーションをしてライブを開催したり、音楽を通して地元愛媛のみなさんと深くかかわり合える機会に恵まれました。
― では、一番好きな愛媛の景色はどこですか。
満天の星空が大好きです。
「手を伸ばしたら届くんじゃないか」って思うぐらいの星空で、プラネタリウムのように輝いていますよね。
作詞時間、なんと30分⁉
― 作詞には、どのぐらいの時間がかかります。
最初は、1週間に1編のペースで書いていたんですが、コツをつかんでからは3時間もあれば書けるようになりました。
頭の中に思い浮かべている景色やメッセージを、歌詞に直す作業が早くなったんですよ。
プロになってからは、30分で書いた作品もあります。
― 作詞をしようと決めてから、景色やメッセージを思い浮かべるんですか。
「作詞をしよう」と思ってノートを開いてペンを持ったら、自分の中で作詞のスイッチが入るんですよ。ふわふわふわ…って頭の中に、いろんな想像や妄想が膨らんできます。
― どのような場所で、作詞をされているんですか。
基本的に、おうちの学習机が自分の作詞スペースです。
でも作詞って、どこにいてもできるんですよね。
締切が近い時は、友だちのおうちのお風呂とキッチンの間に、折りたたみ机とパソコン置いて、お風呂の入口に腰掛けながら書いたこともあります(笑)
― では作詞をされる際に、気をつけていることはありますか。
音楽は繰り返し聴いたり、歌ったりするものなので、良いパワーを持った言葉を選んで使っています。
悲しい歌詞の時も、できるだけポジティブな言葉に置き換えていますね。
― 最終的に選ばれる言葉は、どのように決められるんですか。
パズルのピースが合う時みたいに「これだ!これに間違いない!」ってなります。ピッタリーって(笑)
”アーティスト””作詞家”それぞれのコトノ
― 他のアーティストの曲と、ご自身の曲で作詞に違いはありますか。
自分の曲を作る時は、経験した出来事を楽曲にしたいなと思って書くケースがほとんどです。他のアーティストの作詞は、アーティスト側のリクエストがあるので、リクエストに合わせて書いています。
― ハッピーな気持ちの時に「悲しい感じの歌詞で」と、正反対のリクエストがきたら大変ではないですか。
プロの作詞家は、自分がどんな気持ちの時にも、アーティストのリクエストに合わせて作詞をしなければならないので、そういうリクエストが来た時には、自分の記憶や感情を、過去の悲しい出来事があった時に戻して書いています。
― ご自身の歌詞を他の方が歌うことで、新たな発見はありますか。
ありました!
以前、クリス・ハートさんに作詞をさせていただいた『幸せをみつけられるように』という曲は、作詞とクリスさんの仮歌を何度が繰り返して、できた曲なんですけど。
クリスさんの歌声によって、今までモノクロだった歌詞が活き活きと色付いて、心から感動しました。
胸キュンソングなら任せて!
― 応援歌やバラード、ラブソング等多くのジャンルがありますが、どのジャンルがお得意ですか。
応援歌などの前向きなメッセージソングは、皆さんに評価していただいています。アーティストとして活動するようになってからは、胸キュンソングを得意としていて“胸キュンのコトノ”と呼んでいただいています。
皆さんに、いい音楽を伝えたい
― 今後、愛媛でやっていきたいことを教えてください。
県外や海外の方に、愛媛の美しい原風景を伝えられる作品を書いていきたいです。
コロナ禍で音楽活動が様変わりしてしまって、これからの時代に合った活動の仕方を模索している最中なんですが、みなさんにいい音楽を届けられるように頑張ります!
絵しりとり いか ⇒ か○
前回のイカに引き続き、またもや2文字の魚介類です。
食べちゃうのが可哀想になるぐらい、可愛く描いていただきました!
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