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3匹の猫の下僕が真剣に考えてみた。猫も人も楽しめる「クリスマスの過ごし方」 #いい部屋ペット

今年のクリスマスは、奇跡的に土日。いつもより時間が取りやすい分、愛猫と一緒に例年よりも楽しいクリスマスを過ごそうと考えている方も多いのでは…?

すっかり猫の下僕と化している筆者も、そのひとり。もっと愛猫に笑ってほしい…との思いから、人も猫も笑顔になれるクリスマスの過ごし方を考えてみた。

人も猫も最高の日になれる「クリスマスの過ごし方」

①100均のコスチュームを購入して写真撮影会を開催
うちの子の写真を撮影する時間は、至福のひと時。自宅で撮影会を開催し、夢中でスマホのデータフォルダに保存しまくっているのは、きっと猫飼いあるある。

この時期は、愛猫写真家への誘惑が多くて困る。例えば、100均のクリスマス用コスチューム。マジックテープで脱着可能なお手軽コスチュームを前に、「これは愛猫に似合いそうだ」と頭の中で妄想を膨らませてしまう。

我が家には3匹の猫がいるが、内2匹はコスプレが苦手。

手作りの首輪を嫌がり、母を泣かせたことも

マンチカンのジジだけ、コスプレを楽しんでくれるので、イベント時は反応を見ながら撮影会を楽しんでいる。

ハロウィンの時の魔女っ娘写真

今年はトナカイのコスプレをしてもらおうかな、でも、サンタさんも似合いそうだしなあ…と考えた結果、両方チャレンジすることに。

サンタ帽子はマジックテープで止める形のものをチョイス。すると、聖なる天使が爆誕!

トナカイはスタイタイプのものを選んだら、コミカルになって爆笑。

笑っていたら、顔で怒られた

普段とはまた違ったかわいい姿に、悶絶必至。「いいよ~そのポーズ」「最高にかわいいね」と、デレデレしながら写真を撮る、変態カメラマンになってしまった。

愛猫のピンショットを撮り終わった後は、私もクリスマス仕様のカチューシャを装着し、ツーショット撮影。

いい思い出を残している最中に、遊びモードになった猫たちに絡まれるのも猫飼いならではのクリスマス。

もちろん撮影後は大好物のおやつを献上して、撮影協力のお礼。とっておきの日だからこそ、「かわいい」や「大好き」の言葉もたくさんプレゼントする。

協力代を貢ぎ中

もし、自分がコスプレイヤーだったら、愛猫とおそろいのコスチュームを用意して、さらに自己満足なクリスマスを楽しんだだろうに…。毎年、そう少し後悔するのも私にとってはクリスマスあるあるだ。

亡くなった愛猫の祭壇もクリスマスムードに

ペロリスト参上!

けれど、ツリーを飾る場合は転倒防止対策を万全に。最高の日が最悪の日に変わらないように気をつけたい。

ツリーをパーテーションで囲う、猫が登れないミニサイズのツリーを選ぶ、ツリースカートを使って土台を固定するなどといった、転倒防止対策は大切。こうした対策をしておけば、愛猫が怪我をしてしまう可能性が低くなり、飼い主さんの安心感も高まる。

インテリアにこだわりがある方は近年、話題になっている「吊るすタイプのツリー」を購入するのもありだろう。

また、愛猫の好奇心が強い場合はクリスマスツリーに飾ったオーナメントに興味を示すこともあるので、誤飲や誤食を避けるため、口に入らないサイズのオーナメントを選ぶなどの工夫も必要だ。

クリスマスツリーに電飾をつけたくなる方もいるだろうが、猫がコードを噛み、感電してしまう恐れがあるので避けたほうがよい。

ちなみに、我が家ではクリスマスツリーは飾らない。理由はシンプルで、私が超ズボラの片付け苦手人間だからだ。

そんな私が過去に行っていいなと思ったのが、ウォールステッカーのクリスマスツリーでクリスマスムードを味わうこと。自宅に設けた亡き愛猫の祭壇もウォールステッカ―でクリスマス仕様にし、共に暮らしている愛猫だけでなく、今ここにいない愛猫ともクリスマスを楽しんでいた。

今は亡き愛猫

聖なる日だからこそ、天国へ旅立ったあの子を想い、クリスマスを過ごす。
自宅や自分の性格に合った楽しみ方を見つける。それも、クリスマスの醍醐味だと思う。

②愛猫が喜ぶクリスマスプレゼントを贈ろう

クリスマスといえば、欠かせないのがプレゼント。猫用品を新調したり、大好きなおやつを大量購入したりと、この時期の猫飼いは忙しいし、外出が増える。

過去に贈ったクリスマスプレゼント

私はペットショップなどで、おやつが詰め込まれた猫用のギフトセットを見ると、つい財布の紐がゆるんでしまう。奮発した爪とぎに数日で粗相をされ、厳選したおやつを食べてもらえず涙をのんだ経験が何度もあるのに、クリスマスが来ると、また貢いでしまう。


IKEAの人形用ベッドも貢いだ

きっと、「猫に貢がなければ生きられない病」を発症しているのだろう。

今年、プレゼント候補として検討しているのは、猫部屋に置くキャットタワー。実は今も猫部屋にはキャットタワーを置いているのだが、購入して6年以上経つため、限界がきた。

アパート時代から使っている

思い入れがあり、なかなか捨てられなかったキャットタワー。麻縄が緩み、誰かがなぜか思いっきり噛んだようでガタが目立ってきたので、次はジャングルジムのように遊べる大きなキャットタワーを通販サイトで購入予定。

愛猫たちが、どんな大興奮を見せてくれるのか、今から楽しみだ。

③猫との暮らしがより快適になる“ハイテクペット用品”の購入もあり!

愛猫へのいいプレゼントが思い浮かばないと悩んでいる方に、私がぜひおすすめしたいのは、お互いの暮らしがより快適になるハイテクペット用品。

例えば、首輪型ウェアラブルデバイスの「Catlog(キャトログ)」は、実際に使って便利だと思った。24時間、愛猫の行動を記録してくれる体調不良や異変を早期発見するきっかけになる。

Catlogを装着した愛猫のジジ

Catlogはスマホアプリと連動しているので、愛猫が今なにをしているのかが確認でき、外出先でほっこりした気持ちになれもした。我が家の場合は、留守中にジジが4秒しか歩いていないことが発覚して、大爆笑した。

また、猫は腎臓や下部尿路系の病気を引き起こしやすい動物であるからこそ、トイレ中の様子が確認でき、自動で排泄状況などを測定してもくれる猫用トイレ「Toletta(トレッタ)」も役に立つと思う。

我が家は、まだ導入していないのだが、3匹とも年老いてくる中で泌尿器系の病気への配慮は大切だと感じるので、検討していきたい。

クリスマスは、その特別感を言い訳にし、愛猫にいつも以上に貢げ、尽くせる最高の日だ。

今年のクリスマスも「今」という瞬間を楽しみつつ、これから先の暮らしがより豊かなものになるような工夫を考えながら、愛猫との楽しいひとときを過ごしていきたい。


■プロフィール
古川諭香/ライター
自己紹介:3匹の猫と暮らすフリーライター。猫も人も快適に生活できる共生住宅を建設。愛玩動物飼養管理士。
・Twitter:https://twitter.com/yunc24291
・インスタグラム:https://www.instagram.com/yufullfull.0413/?hl=ja
・ブログ:https://yua22.com/

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