小さなボストンテリアがもたらしてくれた大きなギフト　#いい部屋ペット

こんにちは。鼻ペチャ犬に目がないライターのサトゥルヌスです。

鼻ペチャ犬というのは、パグやシーズー、ボストンテリア、フレンチブルドッグなど鼻がペチャっとなっている顔立ちのワンちゃんの総称です。
私はワンちゃんならどんな子も大好きなのですが、特に鼻ペチャ犬を偏愛してます。もう、めちゃくちゃかわいいですよね？とにかくかわいい。

ただ、私はアレルギー持ちでペットを飼えず・・・（涙）
なので、ワンちゃんを飼ってる友人宅に行った時に遊ばせてもらって癒されてます。

その友人の1人にボストンテリアを飼っている人がいてですね、よく遊びに行かせてもらってるんです。
その友人宅で飼われてるボストンテリアの穂高ちゃん（オス・４歳）がとにかくかわいくて毎回つい長居しちゃうんですよね・・・

こちらが穂高ちゃん。シュッとしたイケメンで、友人は「ボストンテリア界の小栗旬」と言ってます。

私の友人は夫婦二人暮らしで、穂高ちゃんを飼ってからは生活がもっと楽しくなったとのこと。

穂高ちゃんを飼い始めたことで、働き方を見直すきっかけにもなったそうです。

今回は改めて、穂高ちゃんを迎えることになった経緯と、飼い始めてからどんな変化が起こったのかを聞いてみました。

ーー穂高ちゃんを飼う前は特にワンちゃんを飼ってなかったよね。飼おうと思ったきっかけは何だったの？

5年前に結婚して、ペットが飼える物件に引っ越したのが一番かな。もともと、私も夫もワンちゃんが好きでね。
ずっと飼いたいなとは思ってたけど、なんとなく、まだまだ先の話かなと思ってたし、当時住んでた物件はペット禁止だったんよ。

でもワンちゃんが好きだから、近所を散歩してるワンちゃんを構いに行ったりして気を紛らわせてたなあ。

ーーそれで、結婚を機にペット可物件に引っ越したと。

そうだね。どうしてもワンちゃんを飼いたかったから、ペット可を前提に物件を探してたかな。
ペット可の物件で良いところはたくさんあったんだけど、今の物件に住もうと思った決め手は、公園がそばにあるところ。

今のお家は井の頭公園に歩いていける距離で、ワンちゃんを散歩させるのに良い環境だし、私自身も公園が好きだから立地的にはすごく気に入ってる。

ーーなるほど。ワンちゃんをお迎えする環境が整ってから、穂高ちゃんをお迎えするまではどんな感じだったの？絶対ボストンテリアを飼うって決めてた？

最初は、どんなワンちゃんを飼うかは全然決めてなかったね。井の頭公園はいろんなワンちゃんが散歩してるから、手当たり次第構いに行ってたんだけど（笑）、その中にボストンテリアがいたんだよね。最初はフレンチブルドッグかと思ったんだけど、飼い主さんに聞いたら「ボストンテリアですよ！」って。

すごく飼いやすいですよと言われて自分でもちょっと調べてみたんだよ。
そしたらボストンテリアは性格が良くて、集合住宅でも飼いやすい傾向とのことだったから、興味が湧いたんだよね。

ほぼ同時期に、近所のペットショップにも通ってたんだけど、そこにもボストンテリアがいてね。すごくかわいくて、毎週見に行ってた。もしも今日もいたらうちに迎えようと思った矢先に他のご家族が見つかって。

ーーそれは悔しいね・・・

そうなんよ。それから、もうボストンテリアを飼おう！と決めたね。
電車でちょっと行ったところに、ボストンテリアがたくさんいますよーって謳うペットショップを見つけたので、夫と2人で行ってみようと。

見に行った時は、生後2ヶ月ぐらいのボストンテリアが６頭いて。中でも穂高が一番元気で、ずっとケージの中を走り回ってた。私たちは元気な子がいいなと思ってたから、第一印象から惹かれたよね。
抱っこしたらすぐに懐いてペロペロしてきたし、なんとなく縁を感じてこの子がいいなって。

お迎えした当初の穂高ちゃん。

小さくてかわいい！

でもね、動物を飼うということは、生命に関わることだから即決できなくて、その日は一旦帰った。

でも、家に帰ってからも穂高が頭から離れなくてさ。もうあの子しかいないと思って電話して決めた。

穂高をペットショップから引き取るとき、店員さんから3時間ぐらい、飼育に関するレクチャーを受けたな。
育て方や動物病院に行った際の注意点をすごく丁寧に教えてくれて、誠意があるなと思ったね。

そのペットショップではワンちゃんを飼い始めるときに必要なものが一式揃ってるキットを売ってたから、それも一緒に買った。
ケージとトイレ、水飲み器、ブラシ、トイレシート、栄養補助ミルク、パピー用フード、ちょっと成長した時用のフード、おもちゃ、ベッドが入ってて、これだけあれば一旦は大丈夫だったな。

ーーそういえば、穂高ちゃんをお迎えして割とすぐにしつけ教室に通ってたよね。

そうだね。2016年の7月にお迎えして、8月にはしつけ教室に行ってたかな。穂高はまだ生後3ヶ月ぐらいだったけど、他は成犬が多かったかな。

しつけ教室「笹谷ドッグトレーニングスクール」に参加してる穂高ちゃんとワンちゃんたちの集合写真。きれいに整列してます。

クリスマスにはみんなでコスプレしたらしいです。かわいい！

ーー小さい頃から通ってて良かったと思う？

すごく思う。穂高をお願いしたしつけ教室って、ワンちゃんより、飼い主に対する教育の比重が大きいんだよ。先生も、ここは飼い主が学ぶ場なんだってよく言ってる。「散歩中、犬が走り出したときに飼い主も一緒に走ってしまうと、自分の自由にしていいんだと思ってしまうからしっかり制すること」みたいに、ワンちゃんがこんな行動をした時はこのように対処しましょうっていうのを教えてくれるから、接し方で迷うことが少なかったな。しつけ教室で最初に言われたのは、「犬は気持ちが伝わる生き物です」ってこと。

言うことを聞かないからもういいや・・・ってあきらめちゃうともう絶対に直らない。だからと言って力ずくで教え込むのでなく、ちゃんとコミュニケーションをとって地道に伝えていきましょうと。

おかげで、穂高はどこに連れて行っても「おりこうだね」「性格がいいね」と褒められるね。ちゃんと言うこと聞く子になってくれたと思うよ。

ーー穂高ちゃんとしっかりコミュニケーションをとりながら教育してきたからこそだね。私にもすごく懐いてくれてびっくりするぐらい構ってくれるもんね。

そうだよね。穂高は多分女好きで（笑）、女性にはやたら懐くんだよね。散歩してる時も、女性に構ってもらってる時の方が愛想がいいかな（笑）

イケメンで筋肉質な穂高ちゃん。朝晩の散歩でかなり鍛えられているようです。

ーーかわいい（笑）穂高ちゃんを飼って良かったなと感じる時って？

毎日感じてる。毎日の幸福度が上がったかな。家に帰ったら穂高がいるってすごく嬉しいんだよね。

ーーそういえば、1年前からフリーランスに転向したけどそれは穂高ちゃんの影響もある？

そうだね。会社勤め以外の選択肢を考えたきっかけは穂高だった。一緒にいることを選択したのに、会社勤めしてたらわずかな時間しか一緒にいられない。やっぱり、ワンちゃんの方が人間よりも寿命は短いじゃない？だから、限られた時間はできる限り一緒に過ごしたいって想いが強くなって。いろんな仕事がやりたいなと考えてもいたし、思い切ってフリーランスとして独立したんよね。

飼い主の友達に抱っこされてご満悦な穂高ちゃん。表情豊かで愛嬌たっぷりです。

ーー実際、フリーランスになって良かったって思う？

思うね。家にいられる時間が圧倒的に増えたから。穂高と一緒に過ごせる時間をできるだけ増やしたいという望みは叶えられてるね。

穂高を迎えたことが、自分の時間の使い方や生き方にまで影響するなんて思ってもなかったな。
ペットと暮らすということは、癒されるだけじゃないんだよね。
生命を預かってるんだから、大変なことももちろんある。でも、そんなの気にならないぐらい楽しいし、一緒にいられることが嬉しいと感じてる。

ーー穂高ちゃんをお迎えしたことで、いろんな良い変化が起こってるのは、側から見てても感じるよ。お話聞かせてくれてありがとう！

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