見出し画像

Googleしごと検索(Google for Jobs)に求人情報を表示させるWEBページを作る(構造化データ)

Googleしごと検索(Google for Jobs)は、求職者が簡単に仕事を検索できるようにするためのサービスです。Googleの通常の検索エンジンを通じて、求人情報を一括して検索できるようになっています。ここでは、Googleしごと検索における求人情報の掲載形式について説明します。

目次

  1. Googleしごと検索の掲載形式(構造化データの使用)

  2. JSON-LD形式

  3. Google Search Consoleの使用

  4. ジョブボードとの連携

  5. サイトのインデックス登録

  6. まとめ


Googleしごと検索の掲載形式(構造化データの使用)


構造化データの使用: Googleしごと検索に求人情報を表示させるためには、Webサイト上に求人情報を構造化データ(Job Posting structured data)としてマークアップする必要があります。構造化データは、検索エンジンが求人情報を正確に理解し、表示できるようにするためのもので、以下のような情報を含みます。

  • title: 仕事のタイトル

  • description: 仕事の詳細説明

  • datePosted: 求人の投稿日

  • validThrough: 求人の有効期限

  • employmentType: 雇用形態(例:フルタイム、パートタイム、契約)

  • hiringOrganization: 雇用主の情報

  • jobLocation: 仕事の所在地

  • baseSalary: 基本給与

これらのフィールドを適切に設定し、Googleが理解できる形式で記述します。

JSON-LD形式

スクリプトは、求人情報を構造化データとしてGoogleに提供するためのJSON-LD形式の例です。

<script type="application/ld+json">
{
  "@context": "http://schema.org",
  "@type": "JobPosting",
  "title": "Software Engineer",
  "description": "We are looking for a software engineer to join our team.",
  "datePosted": "2024-06-11",
  "validThrough": "2024-07-11",
  "employmentType": "FULL_TIME",
  "hiringOrganization": {
    "@type": "Organization",
    "name": "Example Company",
    "sameAs": "http://www.example.com"
  },
  "jobLocation": {
    "@type": "Place",
    "address": {
      "@type": "PostalAddress",
      "streetAddress": "1234 Main St",
      "addressLocality": "Anytown",
      "addressRegion": "CA",
      "postalCode": "12345",
      "addressCountry": "US"
    }
  },
  "baseSalary": {
    "@type": "MonetaryAmount",
    "currency": "USD",
    "value": {
      "@type": "QuantitativeValue",
      "value": 70000,
      "unitText": "YEAR"
    }
  }
}
</script>

このような感じのスクリプトをWebページに追加することで、Googleが求人情報を認識し、Googleしごと検索に表示できるようになります。※スクリプトの内容は求人内容やサイトの状態によって変わります。※GoogleのガイドラインやSchema.orgの仕様が更新されることがあるため、最新の情報を定期的に確認することが重要です。


Google Search Consoleの使用

Google Search Consoleの使用: 構造化データをサイトに追加した後、Google Search Consoleを使用してサイトをクロールし、構造化データが正しく実装されているかを確認します。


Google Search Consoleには、構造化データの検証ツールがあり、エラーや警告をチェックできます。



いいなと思ったら応援しよう!

eguweb
サポートお願い致します!