Googleしごと検索(Google for Jobs)に求人情報を表示させるWEBページを作る(構造化データ)
Googleしごと検索(Google for Jobs)は、求職者が簡単に仕事を検索できるようにするためのサービスです。Googleの通常の検索エンジンを通じて、求人情報を一括して検索できるようになっています。ここでは、Googleしごと検索における求人情報の掲載形式について説明します。
目次
Googleしごと検索の掲載形式(構造化データの使用)
構造化データの使用: Googleしごと検索に求人情報を表示させるためには、Webサイト上に求人情報を構造化データ(Job Posting structured data)としてマークアップする必要があります。構造化データは、検索エンジンが求人情報を正確に理解し、表示できるようにするためのもので、以下のような情報を含みます。
title: 仕事のタイトル
description: 仕事の詳細説明
datePosted: 求人の投稿日
validThrough: 求人の有効期限
employmentType: 雇用形態(例:フルタイム、パートタイム、契約)
hiringOrganization: 雇用主の情報
jobLocation: 仕事の所在地
baseSalary: 基本給与
これらのフィールドを適切に設定し、Googleが理解できる形式で記述します。
JSON-LD形式
スクリプトは、求人情報を構造化データとしてGoogleに提供するためのJSON-LD形式の例です。
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "http://schema.org",
"@type": "JobPosting",
"title": "Software Engineer",
"description": "We are looking for a software engineer to join our team.",
"datePosted": "2024-06-11",
"validThrough": "2024-07-11",
"employmentType": "FULL_TIME",
"hiringOrganization": {
"@type": "Organization",
"name": "Example Company",
"sameAs": "http://www.example.com"
},
"jobLocation": {
"@type": "Place",
"address": {
"@type": "PostalAddress",
"streetAddress": "1234 Main St",
"addressLocality": "Anytown",
"addressRegion": "CA",
"postalCode": "12345",
"addressCountry": "US"
}
},
"baseSalary": {
"@type": "MonetaryAmount",
"currency": "USD",
"value": {
"@type": "QuantitativeValue",
"value": 70000,
"unitText": "YEAR"
}
}
}
</script>
このような感じのスクリプトをWebページに追加することで、Googleが求人情報を認識し、Googleしごと検索に表示できるようになります。※スクリプトの内容は求人内容やサイトの状態によって変わります。※GoogleのガイドラインやSchema.orgの仕様が更新されることがあるため、最新の情報を定期的に確認することが重要です。
Google Search Consoleの使用
Google Search Consoleの使用: 構造化データをサイトに追加した後、Google Search Consoleを使用してサイトをクロールし、構造化データが正しく実装されているかを確認します。
Google Search Consoleには、構造化データの検証ツールがあり、エラーや警告をチェックできます。