ベストチョイス編～サーブ＆ボレーヤ―に合うガット～
どうも、Strings Proです。
今回はサーブ＆ボレーヤーに合うガットを紹介していきますよ！
■サーブ＆ボレーはコントロール重視のプレースタイル
強烈なサーブでリターンにプレッシャーをかけ、甘くなったボールをボレーで仕留める速攻型のスタイルです。
このスタイルで一番大事なショットは「ボレー」だと、自分は思います。
サーブ以外で得点パターンを持たない場合、「リターンさえ返せば何とかなる」と相手に希望を持たせてしまいます。そのためサーブ＆ボレーヤーは、リターン側に自信を持たれないよう、サーブからボレーまでの組み立てを何通りも持って波に乗らせないよう対策してます。
特に最後のフィニッシュ「ボレー」のショット選択はサーブ以上に気を遣ってますね。
サーブ＆ボレーヤー。実は最後のショットは、ネット付近の短いボレーやアングルボレーを選ぶことがほとんどです。コントロールショットで点を取ろうとするんです。
テニスはボールを２バウンドさせたら点が取れます。威力を重視すると、スイングボレーは面ブレでミスする確率が高くなりますし、パンチボレーはミスショットになるとバウンドが高くなり、相手に返球される確率が上がります。一方、コースを意識したアングルボレーや短いボレーは低く滑るため、２バウンド目が早いです。多少甘くなっても決まる確率は高いですし、仮に返球されても打点が低いので返球が甘くなりやすく、次の球で仕留められます。コントロールしたボレーの方が確実に得点できるわけです。
サーブ＆ボレーヤーに限らず、ボレーが上手い選手は「いかに２バウンド目を早めにとるか」を意識しながらコースやショットを選択しています。今、全豪オープンもやっているので、ボレーが上手い選手を見つけたらちょっと意識して見てみてください。
■硬い多角形ガットがマッチ！
上記のお話からボレーでの得点を意識し、コントロール系のガットが良いと思います。柔らかいガットを使うと必要以上に飛んでしまい、ロングアウトやボールが長くなることでカウンターを打たれやすくなります。
ガチっとした硬い当たりでボールを放ち、ネットに近いところで勝負できるガットが良いでしょう。
また、スライスを得意とする人が多いので、回転の掛かりやすさもガット選びのポイントとなるでしょう。
■オススメのガット
：ポリツアーレブ YONEX
ガットのたわみ感はないものの、「バキッ」という音とともに縦ガットのスナップバックを存分に発揮します。打感は硬いのに、正直ここまでスナップバックが使えていると実感できる多角形ガットは他にないでしょう。回転系サーブが得意ならば、球威アップに直結すること間違いなしで、スライス系はコートを滑るように低く弾む球が打てます。当然、トップスピンも打ちやすく、３球目攻撃でも威力を発揮しテニスの幅も広がります。
打球感はそこまで良くないものの、コントロールと強い回転を両立できる優良ガットです。サーブやボレーの質を高めたい人はぜひ試してください！
■次回 ガットの基礎～ハイブリッドとは？～
次回はハイブリッドについてお話します！
ハイブリッドは、異なる2種のガットを使用する張り方です。組合せが良ければお互いの良さを発揮する反面、最悪な組合せだと効果が半減する場合も。。。
ハイブリッドを試したい、試したけど自分に合う組合せが見つからない。
そんな人はぜひ、一度は読んでいただきたい記事です。
お楽しみに～
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