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他人軸からの卒業。自分軸になる。

こんにちは。赤羽さんの発信やオススメの書籍を読み、メモ書きしながら「愛着障害」を脱却しつつあるえぐらんです。

愛着障害の人にとって1番自分の心をすり減らす原因になるのは「他人軸」だと思います。

他人軸と反対にあるのが自分軸ですね。何が違うかというと、

•••自分軸とは•••
他人の意見に左右されず、
「自分がどうしたいか、どうありたいのか」
を基準に行動すること

•••他人軸とは•••
自分の考えややりたいことよりも
他人の意見を優先して行動すること

みんちゃれブログ「自分軸とは?他人軸をやめて自分軸を作るための4つのトレーニング」


愛着障害の私の子供時代は常に親がどう考えているか、親に嫌われないかを考えていました。そしてそれは周りの人がどう自分を扱うかというのも自分の社会的生死を分けることだと思っています。

私の他人軸の歴史

今でも思い出すのは小学校6年生の時に同級生の男の子から「仕切り屋!」と言われたことです。近所に年上の女の子がいなく、集団登下校をする班長を3年やった私は自然と常にまとめたり仕切ったりしていました。

そんな私が「仕切り屋!」と言われたのが非常にショックでそこからやる気がなくなり、ほとんど笑わない時代が2年程続きました。

自分のアイデンティティーで親から褒められていたリーダー気質が同級生から煙たがれることで、自分がどうすれば良いか分からなくなってしまったのです。

中学3年生の頃は中学1番の悪の子たちとツルみ、そこで「不良なのに、成績優秀な私」というアイデンティティーができるまで私はあまり笑わない子でした。不良の子たちに勉強を教えて感謝されることで自信がついたのです。

高校生の時はおちゃらけキャラでした。大学生の時は真面目キャラでした。社会人になってからは新人キャラを意識してハキハキ答えたり、誘われた飲み会に積極的に参加していました。

そんな感じで常に自分の価値とは何か??を常に考え周りが求めるキャラを演じることで安心感を得ていたのです。


つまり私はずっと他人軸で生きて、他人からどう見られればここにいて良いと安心できるかを考えてました。それが崩れるようなことがあると途端に仲間と距離を置いてしまうのです。自分がどうして良いか分からず、その集団に属している自信がなくなり、自ら手放してしまうのです。

ただ持ち前の明るさでいろんな集団を渡り歩いてました。大学の時は合計で8個程アルバイトをしましたし、活動ではサークル半年、部活を3年、学生団体を1年、1年、1年みたいな感じで渡り鳥の様に常に次の巣を探すような生き方でした。

他人軸で生きていると知ったきっかけ


明るくやりたいことをやっていると常に思っていましたし、いろんな自分になれて、いろんな集団と仲良くなれるのは自分の長所だと思っていました。

ただ社会人になると仕事を変えるのは軽い気持ちではできなかったので、自分の周りがうまくいかなくても我慢するようになり、生きづらさが顕著になりました。生きづらかった具体的な内容は下記のnoteに書きました。

私が他人軸になっていると気づいたのは上のURLの中にもある赤羽さんの愛着障害の指摘からでした。それらの本を読んで、今まで自分がとっていた行動は母や父がどう思うか。母や父が満足する生き方をしていたことに気付き、そこには本当に心の底から自分がしたかったことなどなかったことに気付きました。

今まで自分がやってた行動は父や母を満足させるものか、他人が見て羨ましいと思われるような行動しかしてなかったのです。

具体的には、他人に褒められるようなオシャレをしたり、インスタで上がっているようなインテリアにしたり、他人がこう求めてるであろう発言を心掛けていたのです。

だから私は常に相手がどう自分を思うかを気にしていたので、相手の会話が記憶にしみこまず、相手の会話の内容を思い出せないことが多々あったのです。

こんな自分だったと気づいたのは衝撃的でした。

そして私が高校生の頃、今から15年くらい前ですが「空気が読めない、マイケル♪」という芸人さんが流行ったのを覚えていますでしょうか?
私は強烈に覚えています。その芸人さんがテレビに出る度、友達同士でふざけてそのネタを話す度に、空気を読むこと、周りに合わせなければならないと強く思いました。

他人軸では辛いこと

他人軸で生きていると辛いことは常に周りの顔色を窺っていることです。
顔色を伺うのみで終わればいいのですが、その顔色がよくないと「自分が原因」と思ってしまうことです。夫が、上司が、マネージャーが、娘が機嫌が悪い時私は自分のせいで機嫌が悪いのでは?と思っていました。

また常に自分の軸がないので気持ちが振り回されっぱなしです。

例えるなら常に台風のような風がまわりで吹いていて、自分が機嫌が良いのも悪くなるのもその風次第なのです。機嫌が良いことなんてほとんどなくて、何か美味しいものを食べた時、物を買ったときとかでした。なので散財も酷かったです。

常に周りの顔色や周りが自分をこう評価するんじゃないかとビクビク怯えているのです。

自分軸になるために意識していること

自分軸になるためにはまず自分がどれだけ他人軸で生きているかを知ることからです。他人軸である今の自分を受け止めます。

そして自分軸になるために自分の好きなこと大切にしていることを一個ずつ見つけていきます。

私は「何をしている時間が好きか」「どこに行くのが好きか」「毎日やりたいことは何か」「やりたくないことは何か」
こんなことをたくさんメモ書きして、自分が何を好きなのか大切にしているのかをたくさん見つけていきました。

そしてそれを人に言ったり、Twitterでアウトプットすることでどんどん自分軸を作っていきました。

そして他にはMVV(ミッション、ビジョン、バリュー)も作りました。

さちぽんのMVV


自分軸になるように意識してどう変わったか


MVVを作り上げるのには一ヵ月程かかりましたが、自分の本当にやりたいこと大切にしたいことが明確になり、親からの依存を手放し清々しい気持ちに慣れました。

自分で自分の人生を決めるのです。
自分の大切なものを大切にできるのです。
ずっと束縛されていた私の心が解放されたような気持になりました。

そして今までずっと周りを気にしてビクビクしていた自分がいつの間にかいなくなりました。自分の発言もできるようになってきました。

今までは誰かの発言をなぞることが多かったのですが、自分で考え、自分はこうしたいと言えるようになりました。


自分の人生を自分で決めるのです。
舵を他の人に任せません。それが今までは不安でした。

それでも今は自分で目的地を選べること、自分で今日の予定を決めれること、相手に臆することなく発言できる日々を楽しんでます。


これからどうしたいか。


まだまだ自分軸のひよこです。
毎日MVVを確認し、自分の目的地をしっかり見定めます。

そしてできるなら本職以外に自分の好きなことで復職したいと思います。

こんな風に自分の未来が明るくワクワクするのは自分軸になってきたからだと思います。
これからも自分軸で生きることを意識し、日々ワクワクしながら生きていきます。

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