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ワインエキスパート資格を取るに至るまでのワインとの関わりを整理してみる

自己紹介でも書いていますが、ITエンジニアを生業としながら独学でワインエキスパートを取ろうと決めたくらいにワインが好きです。ソムリエとほぼ同レベルの難易度を持つ資格ではありますがソムリエとして仕事ができるわけでもなく、もちろん私自身ITの仕事から変えるつもりもないため、キャリアとしては何にも役に立っていません(そういう自己満足を承知で取りましたし、人生のネタとしては機能していますが)。そんなワインにハマりこむまでの自分とお酒との付き合いを、自分自身のために一度整理してみることにしました。誰得な記事ですが気にしないでください。

ワインとの距離 -編年体にて-

飲み始め

思い出せない。すくなくとも2009年くらいは日本酒好きで家でも日本酒が多かった。

2012年

いつの間にやら、休日に家で父親と安ワインを飲むことが増えた。

まだ海外旅行でワイン以外を飲むこともあり

2014年

 ワイン漫画にハマる(きっかけは不明)。親が買ってくるワインのレベルが上がることに期待し、自宅に漫画の一気買いする

友人をワイン沼に誘う。デザートワインの方に友人はハマる

サイゼリヤにて大量の食事とワインで豪遊する「サイゼ会」をはじめる

2015年

家のワインの値段がちょっと上がる(なお私の買うワインの価格上昇が速かっただけ)。休日の自宅昼飲みが定番化する

前述の友人にブルゴーニュワインを勧めたところどハマリし、彼はそのまま一気に沼に浸かる

2016年

ワインのテイスティングイベントにちょくちょく行き、ボトルで買うには手が届かないワインをちょびっとずつ飲むようになる

イタリア旅行は毎日昼からワインを飲む

テイスティングコメントを残し始める

2017年

一人暮らしをするに際し、自宅にワインセラーを買う。長期保存はしないから(長期保存し始めるとワイン貧乏まっしぐらになるからそれを避けるために)小さめのサイズにするも、セラーに寝かせておいているワインが増えている実情

2018年

50,000円のワイン試飲イベントが「安いじゃん」となるくらいに感覚が狂い始める

「あと3年は寝かせておかないと」というようなワインを買い始める

ボルドーの格付けシャトーを覚えてないことが自分の中で不真面目な気がし始め覚える(2月)

イタリアの州を覚えないとワインのことが十分にわからない気がしはじめ覚える(3月)

なんかここまで来たら資格取ってみたらいいんじゃないかとなんとなく思い、勉強をはじめる(4月)

ワインエキスパート合格(10月)

試験のテイスティング対策という名目もあり、年間80種類くらいのワインを家で飲む

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2014年に何につられたのか手に取ったワイン漫画、2018年に突如として決心した資格取得、と自分自身でも不思議だなと思っています。


資格を取ろうとするまで

上述の通り、2018年の4月に資格取得を目指す前からもワインにはだいぶのめりこんでいて、「資格取ったらいいじゃん」とも言われたことが何度かありました。ただその時点では敷居の高そうな印象があったり(実際ワインバーに行って店の人にちらっと参考書を見せてもらったときは「これはしんどそう」と思いましたin 2014年)、単に自分が好きで飲みたいものを探せればいいから、と思っていました。

おそらく大きなきっかけの一つが一人暮らしです。一人暮らしをしてワインセラーを持ったことにより自分で好き勝手にワインを買い漁れるようになりました。特定のエリアに深入りするのではなくいろんなタイプのワインを試したくなった私は、しばらくは漫画で得た知識に基づいて探していたものの、やはりショップなどでワインを探していると自分自身の知識が足りていないと感じるようになりました。「美味しいワインを見つけるにはもっと知識が必要かも」という考えが大きかったと感じています。

実際に資格を取ってみて

別に仕事が得られたでもお金が増えるでもなく、ブドウのバッジが手に入ったのとネタが増えたというのが資格取得それ自体からの実益です。ただ、資格取得に向けた勉強のおかげで、ワイン探しや味わい方は大きく進歩したと感じています。これまでスルーしていたワインにも興味が向くようになったこと、読み取れる情報が増えたこと、ワイン1杯1杯を昔より真剣に愉しめるようになったのは間違いありません。併せて、世界各地のワインを勉強することにより世界史や地理への興味も高まり、海外旅行の行きたい先も増えました。高校生の時にワインを知っていたら、好きでなかった世界史や地理も好きになれたかもしれません。無理な話なのは分かっていますが。

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ワインが苦手、お酒弱い、ということでなければ、ワインは非常に楽しめる趣味になると声を大にして言いたいです。資格を取りましょう、とまで勧めはしないものの(受験料と勉強料が結構かかるので…笑)、ぜひちょっとしたところからワインを知っていってみませんか?



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