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GITZOという三脚

機材の話題です。
GITZOという三脚(や雲台や一脚)のブランドがあります。

元々はフランスのメーカーで、高品質とそれ故の高価格と舶来品イメージとが相まって、日本の写真愛好家にとって、憧れの存在であり続けています。
ぼくには高嶺の花なので、
(この先も使うことはないであろう…)
と思っていたのですが、昨年末、掘り出し物の中古レンズでもないかと、近所のカメラのキタムラに寄り道したのがいけなかった。
視界の隅にさりげなく入り込んできたGITZO。
三脚は滅多に使わないし、GITZOはモデル数が多いからよくわからないんだよねーと思いつつ、怒濤のイイもの感&お値打ち感に引きずられ、そのままレジへ。
G1320MK2という型番の、少し古いアルミ製三脚です(ちなみに現行品はすべてカーボンファイバー製に置き換わっているみたいです)。

とにかく物凄い頑丈さ!
脚を全部伸ばしてもまったく捩れないし撓みません。
一段伸ばせば十分な高さで、さらに一段伸ばすとアイレベルを超えます。
アルミ製とはいえ軽く3kgオーバー。いや、この安心感には代えられないでしょう。重量が安定に直結しています。クルマで移動できるなら、もう絶対にコレ!

雲台は3型(大きいもの)と2型(中くらいのもの)が一緒に売られていました。
型番からして、本来のペアは3型になりますが、ぼくの用途には明らかにオーバースペックなので、2型をセレクト(それを言うなら三脚自体も猫に小判状態ですが)。
G1270。クラシックな3ウェイ式雲台。Made in France。ちなみに脚の方はイタリア製でした。

実戦で使い込まれた品らしく、傷はそこかしこに。
並品だし、仕方ない。
でも、実用上はまったく問題なし。USED感、かえって格好良いなあ、と。
心して使います!

今回、所有してみて初めて、GITZO三脚の素晴らしさがわかりました。
モノというのはそういう性質がありますね。
余談ですけど、写真機材にまったく興味・知識を持たないかみさんですら、
「見ただけでいいものとわかる!」
と断言しております。

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