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7/3 自分をミュージカルに連れて行ってあげよう

よかったこと
・動画編集が楽しい。秋葉原に行った時にiPhoneで雑に動画を撮って、それをCapcutでゆるく編集してる。YoutuberのYoutuber然とした編集がすごく苦手なので、自分好みにやる気のない動画が作れるのが楽しい。どこに出すつもりもないので、鍵垢のTwitterにでも載せてお友達には見せようかな。ただCapcutが個人情報周りであまりいい噂を聞かないので、Lumafusion買おうと思っています。

・メルカリで注文したQposketのウラネプが発送されたらしい。昨日の夕方注文したのに、朝イチで送ってくれた。メルカリって初めてなんだけど、気をつけて使えば安いし早いし秋葉原の中古屋回らなくても良くなりそう。まあ秋葉原には秋葉原にしかない出会いがあるんだけどね。お掃除したばかりの外部コーナーに飾るのが楽しみ。

・スライムで遊んだ。昨日アクスタや外部コーナーの埃を取るために買ったスライムが余ったので、使わなくなったアイシャドウのラメをぎっしり混ぜた。触ってると癒されるね。子供がスライム好きな理由わかるわ。くっせ〜けど。

掃除して新品みたいになった外部さんたち。

アクスタのコーナー。ジャニーズは多すぎるので大我さんだけにしたら、3次元1人だけになっちゃった。


・27年間生きて色々なオタクをやってきたけど、人生で一番熱量とお金を費やしたのがセーラームーンと、そのミュージカル。20周年記念でミュージカルが復活したのが2013年、その年からハマって今も大好き。

・もちろんセーラームーンを知ったのはずっとずっと昔。覚えているのはどのミュージカルのVHSを借りるか決められずに、1時間くらいレンタルビデオ屋で悩んでいたこと。保育園の頃だった。

・親に聞いたらそれ以外にも、1話のVHSを赤ちゃんの頃に見ていたり、カレイドムーンスコープのおもちゃを持っていたり、SuperSのアニメ絵本がお気に入りだったり(これはまだ持ってる)…セーラームーンとのエピソードは無限に出てくる。

・でもやっぱり一番はミュージカル。私が生まれる前から上演されていたミュージカルは2005年まで12年間続き、一旦終了したものの、2013年に復活し5年間、カオスを倒すまで続いた。

・セラミュのVHSは、演劇が大好きな両親がノリノリで見せてくれた。ただ、生で観たことはなかった。多分自分で行きたいとねだってもいないと思う。あんな長時間暗い劇場でおとなしくしているなんて子供の自分には無理だし、親にもそう言われると何となくわかっていた気がする。

・3歳くらいの時、父親がまだ演劇をやっていて、母に連れられて観に行った。でっけ〜音とともに父が客席から悪役として登場したけど、大好きなパパだと全く理解できずに死ぬほど泣いた。信じられないかもしれないけど、このことすごく覚えています。マジで怖かったから。

・多分それとか、ボリショイサーカスのピエロが怖かったとか、そういうのがあって暗くて大きな音の鳴るところが苦手になった。小学生になってもホーンテッドマンションでマジギレして全然無理だったので、幼児がセラミュに行けるわけなかった。

・そんな私の精神を、「客席のちびっこ」がぐちゃぐちゃにした。セラミュのVHSには開演前の客席を映すシーンがある。ピカピカのスーパーセーラームーンの衣装に、お団子とツインテール。エターナルティアルを持った私と同い年くらいの女の子。隣にはちびムーンの服を着た妹らしき子もいる。どうして私以外の子が客席にいるの。私は行けないのに。あなたは暗くて大きな音の鳴るところで平気な顔できるの?あなただって怖いくせに。凄まじい嫉妬心や劣等感が幼児の私に芽生えていた。(あとエターナルティアルならエターナルセーラームーンじゃないの…。)

5歳の時のお誕生日カード。保育園の先生が書いてくれた。

・2013年にセラミュ復活の第一報を聞いた時、真っ先にその嫉妬心が蘇った。絶対に行こう。当時大学一年生だったので、もう自由にミュージカルを観られる歳になっていた。ないアルバイト代を捻り出して、初日初回と中日の公演を買った。

・初日の幕が上がるとうさぎちゃんたちが目の前にいて、すぐに泣いちゃった。夢が叶うと人間は簡単に泣く。働いて、チケットを取って、電車に乗ってここまで来た私と、VHSを眺めて嫉妬に狂っていた私が分離していた。この子の夢を叶えてあげられた気持ちと、うさぎちゃんを生で観られて感動する気持ちがどっちも泣いていた。

・結局5年間全シリーズ観劇した。次の年からは毎回4、5公演入って、初日千秋楽は必ず抑えた。2年目以降千秋楽は毎年大阪公演になったので、勿論大阪にも行った。働くのが大嫌いなのに、日雇いの住宅展示場の受付とかチラシ配りのバイトをたくさんした。雪の日も凍えながら駅前に立っていた。チケット代、新幹線代、ホテル代、物販代を稼がないといけないから。リリイベで円盤積んでキャストと写真撮ったり、小さなイベントも最前で見るために何時間も待った。サークルは入ってないし学校にも友達がいなかったので、大学時代の思い出がセラミュとそこに辿り着くまでの苦労しかない。

・5年間ずっと開幕号泣していた。何回観てもうさぎちゃんがいると嬉しくてたまらない。

・幼い頃の強い感情は大人になっても作用し続けるみたい。良くも悪くも。私の場合は現場コンプレックスになって、何度も劇場へ通い続けた。あの頃羨望でおかしくなりそうだった自分に、セーラームーンを観せてあげられるのは今の自分しかいない。

・今年またセラミュが復活します。原作の短編、かぐや姫の恋人がミュージカル化されるそう。もちろんセーラームーンFC先行で申し込みました。当落はもう少し先だけど!また小さい頃の自分を連れて、セーラームーンに会いに行けるといいなー。

初演の仮フライヤー、まだ飾ってんの!

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