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Travis Japanの人気がイマイチなわけ

noteには書かないつもりでいましたが…実はわたくし、〇。〇オタなのです。長年応援してきたV6が解散して、推しメンの岡田くんが退所したら自分もオタ卒業するんだろうな…なんて何となく思っていましたが…できそうにありません。

トラ沼にはまってしまった!

ちなみに「トラ沼にはまってしまった」と検索をかけると、動物のトラが岩間にはまったニュースとかトラックのタイヤが砂にはまったニュースが出てきますが、どちらのトラも違います。

昨年デビューしたTravis Japanというアイドルグループです。SnowmanやSixTonesと同時期にタッキーが育てたユニットなのですが、アメリカに武者修行に行っていたため他の2つよりデビューが遅れたのです。そもそもMichael Jacksonの振り付けも手掛けたTravis Payneさん直々に指導を受けて、彼の名前をグループ名につけたくらいなのです。

そんなわけで、ダンスのスキルがめちゃめちゃ高い!デビュー曲Just Danceの映像を一目見て、感動してしまい、一気にファンになってしまいました。日本より一足早く全米でデビューして、ビルボードの5位まで上がったらしいのです。ただ…映像などを見ていると曲は売れたのかもしれないけど、日本のアイドルみたいに現地でワーキャー言われているような様子はないようです。

日本でもこれまでにシングルが3曲発売されて、売れてはいるようですが…人気の面では前述のスノ・ストやなにわ男子に比べるとイマイチぱっとしない。ダンスだけじゃなく歌もなかなか上手いんですけどね。デビューが遅いぶん認知度も低いこともあって、現在バラエティー番組などに出て知名度を上げるよう営業している様子です。

ただね…一ファンからすると、人気は上がってほしいけど従来のアイドルのような安売りはしないでほしいな…と複雑な心境です。せっかく高いスキルがあるんだから安っぽくなってほしくはないです。

そんなわけで、暇さえあればTravis japanの映像を見たり配信を聴いたりしている今日この頃です。〇。〇オタさんはご存じだと思いますが、あの事務所のタレントはデビュー前から自分達の持ち歌を結構持っていて、デビュー前からライブを行ったりしているのです。そして、彼らのデビュー前の持ち歌を聴きながらあることに気づきました。

いつの間にか、ひとりでに歌を口ずさんでいる自分がいるのです。私はもともと歌を覚えるのが早いほうです。数回聞くといつの間にか歌えるようになってしまいます。でも、それは日本語の歌に限ったことです。英語の歌の場合、何度も繰り返されるサビの部分くらいは何とか聞き取れて、おおまかにこういうことを歌ってんだな…と感じ取れ、歌詞を読んで7~8割の意味が理解でき、わからない部分を調べてようやく歌詞の全体像をとらえることができます。しかし、歌えるようになるには何回も何回も聞いて、歌ってを繰り返さなければならないため非常に多くの時間を費やします。

仮に意味を理解できて、歌えるようになったとしても、外国語は母国語のように心にすっと入っては来ないのです。Travis Japanのシングル3曲は全部英語です。しかもデビュー曲のJust Danceはサビの部分以外はほとんどラップなので猶更覚えづらいのです。曲が良ければ好きになる人もいるでしょうしCD買う(ダウンロードする)人もいるでしょう。でも母国語で聴いた歌の感動とはなにか違う気がします。

歌というのは音楽に乗せたことばの塊です。音楽があるからこそことばを覚えやすく、ことばがあるからインストゥルメンタルより共感を得やすいのです。おまけに日本人は歌曲よりも歌詞を重視する傾向にあるようです。歌の中の歌詞の世界に浸って、音楽を作ってる人や歌ってる人、同じ歌を好きな仲間に共感するのでしょう。

つまり、日本において日本語以外の言語でCDを出すこと自体大きなハンディなんだと思います。Travis Japanの人気がイマイチ盛り上がらないのは、そこに一つの原因があるのではないかと思います。

でもね。でもね。一時の人気などに捉われないで、当初のスタンスを守って貫いていってほしいです。一ファンとして必死に歌詞も覚えますから。



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