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鬼胡桃


鬼胡桃 (オニグルミ)



ブナ目、クルミ科、クルミ属の樹木となる。




この実は、古くは縄文時代から大切な食用と
されてきたもの。


日本全土の湿気の多い河川の側に生える樹木。
との解説よりも水辺でないと育ちにくいとの
説明の方が良いかも知れない。川が遠い場所
に生えているこの樹木は矮小種かと思うほど
背が低く、成長もとても遅いものと言われる。
5〜6月に開花、9〜10月が果期となる。




とても可愛らしい実が沢山成っているのが分かる。
はるか頭上にこの実はなるのでよく見ないと見逃す。
自然観察はこれら隠れてるものを探す楽しさにある。


花の後の実がたわわになっているのが見える。
これが実が終わると、果肉が落ち種が現れて
これこそが我々にとり食べる部分となる。
硬い種を割ってやった時、仁と云う部分が現れ
このオニグルミの食べる部分となる。



ヤットコで硬い殻を割って、中を見てみる。
普通に胡桃 (クルミ) とは変わらない。
一般の胡桃に対して、四分の一程のサイズだが
その美味さは変わらない。むしろ苦みはこの
方が少ないくらいである。食べにくいけど。



この実はリスの大好物でもある。





和名 鬼胡桃 (オニグルミ)
洋名 ジャパニーズ ウォルナット
   (JAPANESE WALNUT)
学名 ジャグランズ マンドシュリカ
   (JUGLANS MANDSHURICA)
分類 ブナ目、クルミ科、クルミ属、
   マンシュウグルミ種、オニグルミ変種
種類 落葉高木
草丈 10〜30m
開花 5〜6月
花色 赤 (雌花)、黄緑(雄花)
雌雄 雌雄同株、雄花と雌花が同時咲
果期 9〜10月
原産 日本、朝鮮
言葉 知性
   謀略
   知恵
   野心
撮影 淀川河川敷
   宝塚廃線コース

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