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小葉乃三ツ葉躑躅(本編)


小葉乃三ツ葉躑躅
(コバノミツバツツジ)


落葉低木のツツジ科の植物で、小枝の先端に
葉が三枚輪性する特徴をもつ。他のツツジ科
のものよりも早く、葉が出る以前の3月末〜
4月中旬頃に一斉に開花する品種となる。


兵庫県は西宮市にある廣田神社から外苑部分
となる廣田山公園を含む約二万平方メートル
に渡って、コバノミツバツツジは十数箇所に
分かれて大きな群落を形成している。そこに
植わった総株数は約二万株とも言われており
単純計算で一平方に一株という事になる。


廣田神社と廣田山公園のコバノミツバツツジ
は、今から55年前の昭和44年(1969年)
に兵庫県指定天然記念物に指定されている。


昭和の初め頃、廣田の地を訪れた植物学者の
牧野富太郎博士は、コバノミツバツツジへの
花見客のその盛況ぶりの様子を観て詠じた句
があり、それが次の言葉である。


 『た々゛三つ葉 千萬人を おびき寄せ』


私が訪れた日は、もう花としては終わり掛け
の感じだったが、それでも沢山の人達がこの
地を訪れて、ツツジを楽しんでおられた。




和名 小葉乃三ツ葉躑躅
   (コバノミツバツツジ)
洋名 コバノミツバツツジ
   (KOBANO MITSUBA TSUTSUJI)
学名 ロドデンドロン レティキュラタム
   (RHODODENDRON RETICULATUM)
   ロドデンドロン ファレラエ
   (RHODODENDRON FARRERAE)
分類 ツツジ目、ツツジ科、ツツジ属
種類 落葉低木
草丈 2〜3m
開花 3〜5月
花色 桃
花径 40〜50mm
原産 日本
言葉 節制
   平和
   自制心
撮影 廣田神社 (兵庫県西宮市)

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