神鹿
神鹿 (シンロク)
奈良において、鹿は『神の使い』として扱われ
特に春日大社の鹿には霊力を備えているものもいるのだという。
奈良公園の広い敷地を始め、芝で覆われた若草山、
世界遺産に登録された春日山原始林などでは鹿の
姿は多く見られ、これもまた奈良の観光においての
ひとつとなっている。
世界的に見ても、こんな風に鹿と自由に戯れる事
の出来る場所などはなく、海外からの旅行者らも
鹿せんべいを購入して、餌やりをしながら賑わう。
コロナで長く観光客が来ない時期もあったためか
鹿がお辞儀をしなくなったという。それまでは
鹿せんべいをもっていると鹿達が知ると、辺りの
鹿の全てがお辞儀を開始する。鹿煎餅クレクレの
仕草なのである。
そして奈良の鹿の出現スポットには、上の様な
鹿の飛び出し注意表示があちこちで見られる。
問題となっているのは、世界遺産に登録された
春日山原始林である。この地に昔からある樹木を
鹿は食べてしまう。なので鹿が有毒ゆえに口には
しない樹木ばかりが残り、食べられるものなどは
根こそぎやられてしまう事から色んな対策の手が
今後は必要となってくる。
この異様な切株のカタチは、冬場に鹿が齧った
痕跡によるものとなる。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?