GOLDEN TIARA

ゴールデン ティアラ （GOLDEN TIARA）

擬宝珠（ギボウシ）の園芸品種となる。

日本庭園や、歴史的寺社にも植えられていて
和の美の風合をその佇まいに感じられる植物
となっている。花期でもなくても十分に鑑賞
するに値する価値がある。とても美しい葉姿
だと思う。

京都府立植物園のこの立体感のある植え方は
一般の平たい土壌に飢えているのではなく、
立体的なベースにこれを植えている。だから
こんなにも葉の美くしさが際立っている。
ただ植えているだけではなく、鑑賞させる事
を意識して植えてるのが素晴らしいと思う。

この植物の美しい葉や若葉は山菜として食用
になるものである。この若葉が以前にここで
紹介させて頂いた梅恵草（バイケイソウ）に
似ている事から、この誤食による死亡事故が
毎年、発生しているとつい最近に記載した。
私の実家の庭にもこれは植っているが、食用
として利用した事はない。山岳地帯に昔から
住んでいてその山の幸を知り尽くしている者
でない限り、販売されているもの以外を口に
するのは危険だと私は思っている。

和名　擬宝珠 （ギボウシ）
　　　擬宝珠 （ギボウシュ）
　　　雨降花 （アメフリバナ）
洋名　プランタン リリィ
　　　（PLANTAIN LILY）
学名　ホスタ （HOSTA）
品種　ゴールデン ティアラ
　　　（GOLDEN TIARA）
分類　キジカクシ目、キジカクシ科、
　　　リュウゼツラン亜科、ギボウシ属
種類　多年生植物
　　　山菜
草丈　８０〜９０ｃｍ
開花　夏
花色　白、菫、藤、紫
花寸　４〜６ｃｍ
原産　日本、朝鮮、中国
言葉　静かな人
　　　沈黙
撮影　京都府立植物園

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