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CLEMATIS WHITE JEWEL


クレマチス ホワイトジュエル
(CLEMATIS WHITE JEWEL)


キンポウゲ目、キンポウゲ科、センニチソウ属
多年生植物となる。コンパクトフラワーが人気
のホワイトジュエルという品種となる。


クレマチスとは元々は日本を原産とする植物。
とは言っても、もっと昔を辿ると室町時代に
中国から渡ってきたのがそのルーツとなる。



日本では渡来した後にこの植物を可愛がって
これらの植物をその花の形から二分させる。
鉄線(テッセン)と、風車(カザグルマ)。



蔓系植物であり蔓の細さから「テッセン」が
萼片の数が6枚だったものが、8枚のものが
出現したのを「カザグルマ」と区別し始める。



日本はこれらテッセン、カザグルマと両方を
美しき花として育み、交配を重ね次々と品種
を生み出していくこととなる。



この美しさに魅せられ、欧州へと渡ったのが
いろんな国の気候や風土に対応して新たなる
エッセンスを加えられ逆輸入されてきたもの
も多くある。



ホワイトジュエルは、西洋名バリバリだが
実は日本で生み出された品種となる。



クレマチスの中で、花径3cmとコンパクト
な白花スタイル、花そのものも長く持つ上、
次々と花を咲かせてくれるタイプのもの。
とても可愛らしいのは写真の通り。



クレマチスのおさらい、ワンポイントレッスン



1、原産は中国、日本へは室町時代に渡来
2、我々が花弁と思っている6枚、8枚は
  実は花弁ではなく、萼片である
3、花弁は萼片の中の糸状のものが花弁
4、萼弁の数が意外とゆるく、一枚少ない
  一枚多い、などがやたらと多い
5、その美を認められ日本から海外へ多くが
  流出していき、独自の形態へ展開した。



これを覚えておくだけで、クレマチスの本質
に近づける。






和名 仙人草(センニンソウ)
洋名 クレマチス(CLEMATIS)
学名 クレマチス(CLEMATIS)
品種 ホワイトジュエル
   (WHITE JEWEL)
分類 キンポウゲ目、キンポウゲ科、
   センニチソウ属
種類 落葉蔓性半低木
草丈 80cm
開花 6〜8月
花色 白
花径 3cm
原産 日本
撮影 大阪市内



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