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カヌー カヌーマラソン 枚方市長杯



カヌーマラソン 枚方市長杯


2023年10月1日(日)
第12回 枚方市長杯のカヌーマラソンが開催。


チキチキマシン猛レースみたいに色んな艇が
これに参戦、全部で41艇もの艇が集って
木津川河川敷から下流にある枚方大橋までの
11kmを競うタイムアタックレースである。


スタッフとして枚方大橋下の作業と思いきや
前夜になり急遽、レースの管理のために艇に
乗ることとなった為、艇のゴールするシーン
を撮影するのが困難になった。


それだけでなく、レースをする河川に私自身
が乗る事になったのでスタートも撮れない。


出場するのはスピードに自信ある猛者ばかり
案の定であるが、そんな韋駄天たちの後姿も
あっという間に見えなくなり、えっちらほい
と一人ゆっくりと艇を漕いだのである。写真
を撮れんかったのでこのリポートはお蔵入り
とも考えたが、どんな艇がエントリーしたか
だけでもダイジェストで載せとこうと思う。

レーススタート前、艇の見張りついでに写真
を撮ってたので判別できるものは載せた。
だが、複数人数乗りのや、ポリカヤックなど
ひっくり返って置かれてたものは判別できず
ここには載せてはいない。

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ファルト 

フレームで骨組みを作り、その上から防水性ある
シートを被せるタイプのカヤック。
メリットはコンパクトになるので持ち運びが便利
デメリットはその度に組み立てたり、分解したり
の手間がかかる点である。

フジタカヌーのカワセミ、ウッドフレームには
味がある。また、カワセミのロゴも可愛らしい


他にも骨組みがアルミのものもあったのだが
ひっくり返されて置かれてたので(座席が熱く
なるのを回避する為)、ブランドも機種不明で
載せていない。

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サップ  

スタンドアップパドルの頭文字でSUP
ハワイで生まれたマリンアクティビティ
艇の上に立ち、パドルで漕ぐ姿は優雅である
今回のレースに参加するのはスピードタイプ
一般のSUPよりも格段にスリムな艇となり
体幹バランスなくしては乗れないものであり
今の私では何度も落ちると思われる。

今回、KOKUA社製のFLY、FLOATが参戦
KOKUAはハワイの言葉で『助け合う』



SUNOVA製のFLATWATER FAAST PRO

こちらもSUPとなる。木目のデザインが素敵だが
実際には表のデザインだけである。木製だったら
重過ぎて持ち運びも大変になる。


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パックラフト 

川の上に空気を入れて浮かべて釣りや川下り等を
楽しむ一人乗用の艇となる。空気を入れ膨らます
言わばゴムボートであり、スピードは出にくい。
今回のレースに参戦したのはまさに猛者である。


MRS社製のPONTOタイプが今回は参戦


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ポロカヤック 

ボールでゴールを競い合う球技用のカヤック。
とってもスリムで、かつコンパクトな艇である。
衝突を想定しフロントとリアにプロテクトが付く
余計なものを一切排除、とてもシンプルな艇。

漆黒ボディが渋い、英国CPS社のSTRONG TOP


ESKIMO社製のGECKOはライトグレーのボディ
競技時のチーム分けの際、カラーパネルを嵌めて
敵味方を分かりやすく判別するもの。


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ツーリング用シーカヤック

基本的には沈まない構造の海上用のカヤック
釣りなどを楽しむ為のものであり、居心地が
とても良い艇である。太陽を燦々と浴びながら
気持ちよく水面を楽しめるシットインタイプ。

MOKEN社製のFEELFREEという艇となる。
迷彩パターンは、グリーン、ブルー、オレンジ等



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ラフティング カヤック

川の激流を下るハイスピードカヤック
細身の艇は、コントロールが難しくて上級スキルを
要するハイエンドユーザー向けの艇となる。私なら
直ぐに天地がひっくり返って、ゴボゴボと水中の中
水を飲んでしまうであろう。ワイルドすぎる川波を
制する競技の凄まじさには驚きしかない。

KICK THE WAVES、オーストラリア生まれの艇

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フォールディングカヤック 
ARFEQ ALUT 380T

金属フレーム


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シーカヤック ロングノーズ

海上用のハイスピードカヤック。
海賊旗を意味するJOLLY ROGER社のRAIDERが
今回は参戦。ロゴマークはボーンがパドル。



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SOLSTICE GTS

こちらはカリフォルニアで作られたカヤック
シャープなフォルムがとても美しい艇である。

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ポリカヤック

ポリで出来ている頑丈なリバーカヤックである。
シーカヤック経験者がコレに乗ると戸惑うのは
やたらとクルクル回ること。海上では艇の向きを
そんなには変える必要はないが、リバーカヤック
となると岩を避けたり、急流を避けたりなどの
艇の方向転換が必要な場面が多いので、微妙な
パドル捌きで直ぐ向きが変わる様に出来ている。

画像は、PRIJON(プリオン)社製のものとなる。
私の所属する枚方市カヌー協会で最も多く保持
しているのがこの艇である。河川の岩などに底
が当たってもヘッチャラなリバーカヤックである。

確かに頑丈な艇ではある。が、私の心がこんな
状況を拒む。怖い怖い。ムリムリムリ…

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なんだかカヌーの機種の宣伝みたいになったが
バラエティに富んだ色んな艇が参加できるのは
とっても面白いことであり、それをこの記事で
伝えたかったものである。


以前のこの大会には未来モンスターの女の子も
参加して、賞状を貰って白い歯を見せてくれた。

また、来年のレースが楽しみなのである。


私が撮った写真も載せておこう。
それぞれの艇には、一長一短ある。それがまた
面白いのである。




#カヌー
#カヤック
#サップ
#カヌーマラソン枚方市長杯
#枚方市カヌー協会

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