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秋茄子は嫁に食わすな



茄子の写真を撮影してて、過去にどんな記事
を書いていたのかなとチェックしてみたらば
悪茄子、馬鹿茄子、気狂茄子など食べられぬ
毒ナスの記事ばかり書いている事に気付く。


此処以前のブログで書いてきた茄子の記事は
既に電子の藻屑として跡形もなく消失してて
…なので此処で初めての茄子の記事となる。


『秋茄子は嫁に食わすな』


タイトルにもしたこの言葉、よく耳にするが
いまの時代に、この言葉を嫁さんの前で口に
出そうものなら、モラハラで訴えられかねぬ
言葉であるが、昔の時代から使われてきており
これには、色んな解釈があるようである。


今回は私なりに、四つの視点からの解釈へと
駒を進めてみようと思う。


1、言葉通りの意地悪な言葉との説
嫁姑問題は昔から当たり前にあるものであり
姑が嫁への意地悪として、秋の美味しい茄子
を嫁に食わせるのは勿体無いと云う意地悪な
言葉通りの解釈。


2、嫁の身体を労っての言葉という説
茄子にはカリウムが含まれており、特に秋に
収穫されたものは、それ以前の収穫物よりも
豊富に含まれ、このカリウムには利尿効果が
あるため、身体を冷やさぬ様にとの嫁を労る
言葉との解釈。


3、子作りをする上での迷信的な言葉の説
茄子と云う野菜には種子がないと云う事から
それを嫁が食べると子宝に恵まれなくなると
云う迷信的な考えから来る言葉の解釈。


4、ヨメは、『嫁』でなく、『夜目』という説
『夜目』は『ネズミ』を指す言葉であり、大切
な茄子をネズミに食べさせては勿体無いとの
言葉の解釈。


さて、1〜4までを並べてみたが、それぞれ
の言葉の解釈について、私の冷静沈着な解釈
にて、順を逆さにして分析をしてみたものが
次の通りである。


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4の『夜目』
という紛らわしい言葉そのものに、裏に潜む
悪意がある。ヨメは嫁であり、わざわざ普段
使わぬ夜目の言葉を持ってくるのは当て付け
にしか思えない。なのでコレは私はバッサリ
斬り捨てる。


3の『種なし』
これを嫁に当てるのは全く合点がいかない。
種を持つのは男(オス)の方であり、それを
云うのなら男の方が秋茄子を食べてはならぬ
となるからである。


2の『体への気遣い』
確かに秋茄子は恐ろしく美味い。なので私も
出されたらあるだけ食べてしまうであろう。
利尿作用促進は体の水分を出してしまう為に
身体が冷えるのも理にかなう話なのでこれは
納得する。


1の『姑による嫁苛め』
今でもコンビニの漫画コーナーには、嫁姑の
壮絶なバトルを描いたコミックが恐ろしい程
の分厚さで置いてある。私は立読みし3分で
別世界のことだなと読むのを辞めた。これも
現実として今もあり得る事なのだろう。


これらは、あくまでも今の私の価値基準から
下した解釈である。




和名 茄子 (ナス)
洋名 エッグプラント
   (EGGPLANT)
学名 ソラナム メロンゲナ
   (SOLANUM MELONGENA)
分類 ナス目、ナス科、ナス属、ナス種
種類 一年生植物
   食用野菜
草丈 60〜100cm
開花 夏〜秋
花色 薄紫、藤
花径 3cm
原産 インド
言葉 よい語らい
   希望
   真実
   つつましい幸福
撮影 京都府立植物園
   兵庫県川西市の実家の庭

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