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カヌー 学校プール教室 2024


今年も私が所属する枚方市カヌー協会に対して
学校のプール施設を利用してのカヌー体験教室
のオファーがあり、本日楽しいそのイベントが
行われ、無事に実施された。


今回の参加者は小学生のニ年生〜五年生の男子と
女子が参加して、男子15名、女子30名、全員
で45名ととても大人数である。


淀川で実施するカヌー体験教室でも女の子の方
が参加人数が多い傾向にあるが、こういう体験型
のアクティビティは、女性の参加率がとっても
多いのである。


今回はオファーを頂いた学校側に許可を貰って
カヌー体験教室での楽しそうな子供たちの表情を
撮って掲載しても良いよとの言葉を頂いたので
このカヌーの楽しさが伝わる様に載せたもの。


カヌー体験教室は、我がフィールドの淀川河川で
私の近所の西中島南方や、枚方大橋などで実施も
するものだが、さすがに45人もの参加となると
目が行き届がない可能性がある。


ウォーターアクティビティを実施する上で一番に
優先すべきは、安全であること。


学校のプールで実施するメリットは、大人の目が
多くあって、子供たちの姿を多くの目できっちり
見る事ができる事が出来る。枚方市カヌー協会の
メンバーに、先生方、そしてお子さんのお母さん
達と、多くの大人の目がちゃんと見張っている。


そして、もうひとつのメリットは衛生面である。
清掃の行き届いたプールの水は、キラキラと光り
水泳できるレベルの水である。河川のカヌー体験
も面白いが、衛生面では段違いである。

プールの横にずらりと用意したカヌー


小型のショートノーズのカヌーは旋回などの小回
が効くタイプである。リバーカヤックで河川での
ゴツゴツとした岩場などを縦横無尽にすり抜けて
回避する為にコンパクトなスタイルが扱いやすい
もの。今回の様のプールでのアクティビティには
これが良いのである。


カヌーで大事なのは、パドル捌きである。
このパドルで水面を的確に捉えて効率よく前進と
後退をする為の漕ぎ方を教えている光景である。
私をこの世界に入れと勧めてくれた会社の大先輩
がパドルの扱い方を子供たちに教えている光景。
子供たちは『早よ、漕ぎたい、まだ?』の声。



プールにカヌーを浮かべて、みんな漕ぐ漕ぐ。
キャッキャッと言いながらみんなが思い思いの
方向へとパドルを使って突き進んでいる。頭で
考えるより、実践で漕いでいれば自然とやり方
を身体が覚えていくし、思い通りに漕げる様に
なると更に楽しくなる。




カヌー体験教室の、締めには3チーム対抗試合。
15vs15vs15、ABCチームに分かれ
三つ巴のリレー対決となる。


エントリーした選手は、プールの端っこから漕ぎ
対岸にタッチして(途中でパドルもOKとなり)
競争となると俄然、皆んなの表情がキリリッとし
プチアスリートみたいな良い表情になる。




子供たちの後には、お父さんやお母さんたちも
ぜひ、参加したいとカヌーに乗られる。子供達
と同様に楽しんでおられる。



コロナの時代の前は、こんな風に学校プールへと
カヌー体験教室を夏の間は、毎週土日には何度も
行っていた。コロナより軒並み楽しいウォーター
アクティビティは減少して、沢山の学校が設備と
してのプールをやめることとなった。


何故ならば、プールにはメンテナンス、大量の水、
衛生用の塩素、日々の清掃、などの莫大な費用が
かかるものであり、それならばと他のスイミング
施設のプールを利用する方が学校としては負担が
減るからである。


今回のプールは、そんな外部プールに生徒たちの
大勢を連れていくのは遠いからと、プール継続を
されたもの。なのでプール開き前に、こんなにも
綺麗な清掃と綺麗な水を用意して頂いたことには
本当に感謝である。


そして何より子供たちの『カヌー、面白かった』
の言葉が我々にとっては最高の言葉である。


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