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EGGSEED
2024年8月2日 08:55
空蝉(ウツセミ)蝉の抜け殻を表した古語が、この空蝉となる。他に蛻(モヌケ)や、蛻ノ殻 (モヌケノカラ)とも表現されるもの。どちらも、中身のないもの、虚ろなものなどに喩えられる言葉となっている。長年の間、陽の目を見ない土中の中でその身を守ってくれたそれは、その中の実態を失っても尚、長く葉裏に残されたまま、年を越してすら残るものも見かける。それだけ頑丈な鎧だったものである。
2023年8月21日 23:29
熊蝉 (クマゼミ)カメムシ目、セミ科、クマゼミ属の昆虫。真っ黒な大型のボディに、透明な羽、その羽にはグリーンのアクセントカラーが走っている美しいセミである。腹部を覗いてみるとオスのそこにはオレンジカラーの腹弁が見え、この部分がオスの鳴き声を増幅させる機構部分となっている。元々、クマゼミは西日本を中心に生息していたが地球温暖化などが原因となり、日本本州でもその数は増加の一途を
2023年7月18日 06:21
蝉ノ抜殻 (セミノヌケガラ)長くを土中で過ごした後に、地上に現れると窮屈なその殻を脱ぎ捨てて空を飛んで樹々を飛び回る蝉 (セミ)。その後に残ったのがこの、蝉ノ抜殻である。何年か前のこと、岡山の女子高生が自由研究で独自にセミの生存率調査を単独で実施して(それを始めたのは、中学三年生の時の事)「中四国地区生物系三学会合同大会」というテーマ発表が、広島大学で実施されてなんと高校生