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# 植物図鑑 『葉姿編』

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葉姿の美しさにスポットを当てカテゴライズしています。
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#咲くやこの花館

八重咲三友花

八重咲三友花

八重咲三友花 (ヤエザキサンユウカ)

インド原産のキョウチクトウ科、サンユウカ属
の常緑小低木となる。

この植物の三友花(サンユウカ)の名は中国の
名をそのまま持ってきたものだが、その由来は
不明とされている。

洋名のアダムズ アップルは、禁断の実を意味し
それは以前の記事にて解説した通りである。

白い八重咲花は、一見すると梔子(クチナシ)
にも似るのだが、クチナシに比較すると香り
は殆ど

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SUMMER CHOCOLATE

SUMMER CHOCOLATE

サマーチョコレート
(SUMMER CHOCOLATE)

マメ目、マメ科、ネムノキ属

アメリカはノースカロライナ州で作出された
ネムノキの園芸品種。

一般にネムノキの葉というと緑色のイメージ
だが、本品種は赤褐色のカラーリーフで人気
が高いものとなる。

米国内では『チョコレート ファウンテン』の
流通名がついて販売されるものだが、これは
『チョコレートの噴水』、枝垂樹形から付く
のだが、ネ

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袋雪ノ下

袋雪ノ下

袋雪ノ下 (フクロユキノシタ)

フクロユキノシタ科、セファロタス属

オーストラリアを原産とする多年生植物。
袋型の食虫植物の中で最もコンパクトなもの。

花はやや地味な色のものがを咲く。

食虫トラップは、成人男性の手の親指ほどの
大きさのものである。そんなのがまとまって
群生する姿はがユニークである。

和名 袋雪ノ下 (フクロユキノシタ)
洋名 セファロタス (CEPHALOTUS)
学名

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紅紐ノ木

紅紐ノ木

紅紐ノ木 (ベニヒモノキ)

トウダイグサ科、エノキグサ属の常緑低木

西インド諸島、ビスマルク諸島などを原産と
するもので、その樹高は最大で3mほどまで
伸びる。その枝からは和名の通り、紅紐状の
花を何本も垂らすのがこの樹木の特徴である。

温暖な気候の地域に自生するもので、温室の
環境さえあれば、一年中、花は咲き続ける。

そんなこの樹木の花言葉は『自由気まま』、
好き放題に垂れ下がる花からの

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KALANCHOE TOMENTOSA

KALANCHOE TOMENTOSA

カランコエ トメントサ
(KALANCHOE TOMENTOSA)

ユキノシタ目、ベンケイソウ科、カランコエ属

マダガスカルを原産とする多肉植物

分厚い多肉の葉は、細やかな繊毛に覆われてて
手触りがとても良いもの。

その葉の周辺に、焦茶色のマークが現れるのが
この植物の特徴となる。

和名 月兎耳 (ツキトジ)
   兎ノ耳 (ウサギノミミ)
洋名 パンダ プラント
   (PANDA P

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MUSA VELUTINA

MUSA VELUTINA

ムサ ベルティナ
(MUSA VELUTINA)

ショウガ目、バショウ科、バショウ属、
インドを原産とする小型のバナナである。

桃色のバナナが出来、美味なのだという。
ただし、このバナナの実には種が含まれて
いるもので、これを噛むと歯が欠ける程に
固いのだという。

日本に一般に流通するバナナは、種なしの
ものが多い事から油断して珍種のバナナを
食べる時には、注意が必要となる。

和名 桃色甘

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蝿捕草

蝿捕草

蠅捕草(ハエトリソウ)

モウセンゴケ科、ハエトリグサ属の食虫植物

食虫植物の中で靭蔓(ウツボカズラ)と人気
を二分するほどなのは、そのカタチの特異性
と捕虫アクションのインパクトからである。

ウツボカズラが待伏せ型トラップなのに対し
ハエトリソウは二枚貝型トラップ。

この二枚貝の内面には三本の感覚毛が備わり
30秒の間に2回の刺激を受ける事で瞬時に
葉が閉じる。その速さたるや、動きの俊敏な

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GREEN DRUM

GREEN DRUM

グリーンドラム (GREEN DRUM)

ウリ目、ウリ科、クセロシキオス属の多肉植物

グリーンドラムは、円盤状の葉が連なって
ぶら下がる姿が癒しを与えてくれる植物の
ひとつである。

南国のマダガスカルを原産国とし耐寒温度
4℃と寒さにはとても弱い植物である。

室内のハンギングバスケットでインテリア
として楽しめる植物。

和名 緑ノ太鼓 (ミドリノタイコ)
洋名 グリーンドラム (GREE

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