知的財産翻訳検定試験3級に合格する方法【実は超簡単】_2019/10/21はてブロより移行

特許翻訳家になるには受けておくといい資格試験である「知的財産翻訳検定試験」。名前からは、「法律の知識がないと解けない?なんかとっても難しそう・・・」という印象がありますよね。しかし、実はこの試験、イメージに反して合格するのは超簡単なのです!今日は、筆者が実際に「知的財産翻訳検定試験」の3級を勉強および受験して感じた、信じられない試験の実態についてお話します!

この先語る内容は、あくまで「知的財産翻訳検定試験」の3級(英文和訳)についてです。同じ3級でも和文英訳や、1級と2級に関しては、当てはまらないこともあるかもしれません。ご了承ください。

なぜ、知的財産翻訳検定試験は超簡単なのか?
ズバリ!過去問と全く同じ問題が、大量に出ているからです。
「大量」と言っても、具体的にどんな程度かと言うと・・・それは、
私が昨日(2019年10月20日(日))受験した「第29回知的財産翻訳検定試験」3級の試験と、直近の第23回・第25回・第27回より、以下にデータを示します。

選択問題の部
問1(最も近い意味の和訳文を選ぶ)
10問中、第23回より4問・第25回より1問・第27回より1問、同じ問題を出題
問2(明らかに誤った和訳文を選ぶ)
10問中、第23回より5問・第25回より2問・第27回より1問、同じ問題を出題
問3(最も近い意味の英訳文を選ぶ)
10問中、第23回より6問・第25回より2問・第27回より2問、同じ問題を出題
問4(明らかに誤った英訳文を選ぶ)
10問中、第23回より6問・第25回より1問・第27回より1問、同じ問題を出題

たった直近3回分の過去問を押さえるだけで、選択問題全40問中32問を網羅できました!
つまり、選択問題の80%は確実に得点できるわけです!!

そして、各回からの出題量を見る限り、(英文和訳試験としては)3つ前の回である23回から計21問、すなわち記号問題の52.5%も出ています。これは、運営側が「過去問を解くっていっても、こんなに古い回のは解かないだろう・・・まあ、この辺から使い回しても大丈夫だろう」と思って出題しのかもしれませんw
しかし、「過去問は直近3回分は最低解く」私によって、その手の内は明かされてしまった訳です。(本当のところ意図はわかりませんが。)

と、いうことなので、「知的財産翻訳検定試験」の3級を受けるのであれば、直近3回分までは解いておきましょう!いいことあります。

ウソのように何でも見放題!
いくら過去問と同じ問題が出ても、全部完璧に頭に入れてられないし、忘れちゃう...という方、安心してください。

知的財産翻訳検定試験は、在宅で受験する試験ですので、過去問も辞書もネットも見放題です!そのため、試験中に「あっ!この問題は過去問にあったような...」と思ったら、過去問とその解答を見てしまっていいのです。

試験までの対策法とは?
過去問を最低3回分は解くことです!「なぜ、知的財産翻訳検定試験は超簡単なのか?」の段落で述べたように、選択問題の80%は過去問で形成されていました。(回によって異なることは、あると思います。)解いていて間違えた問題は、(ホームページに掲載された)模範解答に書かれた「短い解説」を主に参考にし、答えに納得しておきましょう!少しでも過去の問題を頭に定着させておくことで、試験本番中に過去問をチェックする時間が減り、スラスラ解けます。

まとめ
以上より、本日の内容をまとめます!
・知的財産翻訳検定試験3級は、選択問題の80%が直近3回分の過去問より作られている。
・だから、できる対策は、直近3回分の過去問を解くこと。
・当日スムーズに解けるよう、間違えた問題はしっかり復習をして定着させておくこと。

それでは、知的財産翻訳検定試験ラクラク合格しちゃってください!

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