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流産判定と掻把術 パート2

こんにちは、風香です🍀

この記事は「流産判定と掻把術 パート1」の続きになります。
先にそちらの記事をお読みいただくと流れがわかりやすいと思います。

今回は、実際の手術の流れとその後の診療内容、次のチャレンジに至るまでに結局どれくらいの期間を要したかを記述します。

自分がなるまで知らなかったのですが、一度流産すると、次の移植ができるまでかなり時間がかかります。実際どれくらいかかるのか気になっている方、ぜひご参考ください。

2-3 掻把術(手術)を受けた時のこと

その子は私のお腹に2週間いてくれたので、2週間後の受診で、更にその翌週に手術日を決めました。

手術当日は採卵や移植の時より大きい個室に通され、術着に着替えてトイレを済ませ、手術室に出陣します。本人確認後、麻酔で寝ている間にものの30分ほどで終了します。
術後しばらくは麻酔が抜けずにふらつきますので、看護師さんに支えてもらいながら個室に戻りますが、痛みはここからが本番。麻酔が抜けるにつれて生理痛のような痛みが強まります。しばらく個室のベッドでのたうち回っていました。また、この時ようやく気付いたのですが、巨大おむつをしてもらっていました。

寝返りを打つたびに経血のようなものがドロッと出るので、シーツを汚してしまうのではと心配になり、気が休まりませんでした。

しばらくすると看護師さんが再度いらっしゃり、転ぶとよくないから一度一緒にトイレに行こうと声掛けしてくださいました。便座に座るところまで見届けてもらい、用を足してまた支えられて戻ります。この頃には痛みもひどくなっていたのでナースコールして痛み止めの薬をもらいました。

それで多少痛みは引きましたが、いつもの生理痛よりはずっと強いレベルが続きました。なので、ベッドに戻って1~2時間ぐずぐずし、午後の診療で医師と話してこの日は終了となりました。

その後数日間、生理のようなものが続きましたが、それが終了してから社員旅行に行くことができました。メンタルはズタボロで全く楽しめませんでしたが。。。

2-4 その後に受けた診療内容と次のチャレンジまで

掻把術では、今後の妊娠に備えて、絶対に子宮を傷つけないように慎重に妊娠関係の組織をはがしていきます
ですので、組織が微妙に残ってしまうことがあるのだそうです。

私の場合、術後2週間の診察で残留物がある可能性があったため、さらにその翌週に「子宮鏡検査」を受けることになりました。これは、子宮に内視鏡を入れて直接子宮の内側を観察するという内容です。若干の遺残があった為、次の周期でのチャレンジは避けるように言われました。

また、この頃には掻把術で取り出したモノの病理検査の結果が返ってきていました。「胞状奇胎」ではなかったので安心しました。胞状奇胎になると更に次のチャレンジが遠のくそうです(詳しくはネットで調べてみてください)。

血液検査でホルモン値が戻ったことと、子宮鏡検査で多少の遺残があったこと、胞状奇胎ではなかったという結果の私は、流産判定から約3か月後の生理からの周期で、次のチャレンジOKとなりました。

2-5 手術費用

大変重いパートが終わった後で恐縮ですが、例によって費用は有料部分とさせていただきます。

手術自体は保険適用で¥11,830でした。
手術に前後の超音波や子宮鏡検査をひっくるめて、流産関係でかかった総額は約¥28,000でした。
病理の検査や子宮鏡検査は全て保険になりましたが、なぜか一部自費でした。なんでだろ。。。混合診療できないはずなのに不思議です。

おわり

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